金婚式   1987年(昭和62年)       ドラマ傑作選

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二三子(京マチ子)の夫・冬吉(松村達雄)は、女ぐせが悪く、12年前に家を出ていったままだ。


その後、二三子は弁当屋を開き、精一杯生きて来た。

息子の新(鹿賀丈史)も、ちひろ(范文雀)と結婚し、ようやく生活も落ち着いてきた。


ある日、息子の新は、母が見知らぬ男(下元勉)と楽しげに食事をしている姿を目にする。

そういえば、今年が父と母の金婚式になるはずだったことを思い出した。


翌日、新は偶然にも同じ店で、今度は父を目にする。





父の後をつけてみたら、なんと70歳を過ぎた父が、タップダンスの教師をしているではないか。

別れたとはいえ、父と母は今年金婚式。新は両親を再び一緒にしようと行動を開始するのだった。



恋愛にトシは関係ない、トシをとっても、ますます元気に人生を楽しむ父と母。

長寿国日本のあるべき姿であろうか。


意地の張り合いで復縁のきっかけがつかめないまま、本当なら金婚式を迎えるはずの両親に、

なんとか金婚式をあげさせようと、息子夫婦は悪戦苦闘する。


ドラマは「父帰る」のパターンの変型といえそうだが、一昔前なら重くなるところを、親子、

夫婦のしゃれた会話で、明るくテンポよく展開されていく。


夫婦の絆、家族のあり方を、コメディタッチで問いかけるユーモア溢れる家庭劇に仕上がっている。



(制作)NHK(脚本)佐藤繁子

(配役)足立二三子(京マチ子)足立冬吉(松村達雄)足立新(鹿賀丈史)妻・ちひろ(范文雀)

更紗(鳥居かほり)国見(下元勉)


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