いごこち満点   1976年(昭和51年)       ドラマ傑作選

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青山ハナ(山岡久乃)の夫・俊郎(高松英郎)が単身赴任を始めて早くも十数年。


短期間のつもりで下宿させた俊郎の後輩・新八(山城新伍)は、すっかり根をおろし、

久右衛門(西田敏行)と、洋次(小倉一郎)の二人を連れ込んでいる。

青山家は、いつの間にか下宿屋のようになってしまった。


さらにハナのおば(山田五十鈴)とお手伝い(泉ピン子)まで転がり込んできた。

子供たち(目黒祐樹、片平なぎさ)と、水いらずで暮らしたいというハナの願いは、

当分実現しそうにない。



あるとき、お手伝いのピン子が郷里大島の同級生の結婚式に出席することになった。

訪問着を持ってないピン子を心配した俊一(目黒祐樹)は、新八たちに話を持ちかける。


やがて八百屋の房江(前沢保美)が訪問着一式に草履を、久右衛門や新八も知り合いから

訪問着一式を借りてきた。下宿人たちの優しさに涙ぽろぽろのピン子だった…。



夫の留守を守る主婦と、その家の下宿人が繰り広げるドタバタホームドラマ。


多摩川に近い青山家の二階に、野田新八(山城新伍)が下宿したのは十数年前。

ラグビー部の先輩である青山氏(高松英郎)が奥さんに「ほんの短い間だ、面倒みてやってくれ」

と頼んでくれたからだが、ほんの短い間を延長また延長。

おまけに後輩二人(西田敏行、小倉一郎)もひっぱり込んで、この家のいごこちを満喫している。


たしかに青山家は、いごこちがいいのだろう。

隣りにあるバス会社のガイドさんたち他(多岐川裕美、梶芽衣子)も、この家に押しかけて来る。

彼女たちの中には、青山家の息子めあてもいるようだが、彼女たちが現れると、二階の

ラグビー部の面々がソワソワしはじめる。


ドラマの面白さは、なんといっても山城を筆頭とする「下宿三悪人」と「ハナ母さん」の駆け引きの妙。

ちなみに番組の主題歌を歌っているのが、この三悪人とハナ母さんの四人。

セリフも入っているコミカルな曲で、評判もなかなか上々だとか。



(制作)TBS、テレパック(脚本)高橋玄洋、小山内美江子

(主題歌)ハナと三悪人「いごこち満点」(作詞:高橋玄洋、作曲:東海林修)

(配役)青山ハナ(山岡久乃)青山俊郎(高松英郎)青山俊一(目黒祐樹)青山みどり(片平なぎさ

野田新八(山城新伍)杉本久右エ門(西田敏行)堀越洋次(小倉一郎)春日とめ(山田五十鈴)藤原ピン子(泉ピン子)

平野咲子(梶芽衣子)房江(前沢保美)佐々木和美(多岐川裕美)大崎加奈江(永野裕紀子)広山法子(末広真樹子)


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