二人でお茶を 1954年(昭和29年) ドラマ傑作選


中村メイコとフランキー堺の青春・ミュージカルコメディ。
人気タレントの中村メイコをメインに、当時大衆的な人気を持つフランキー堺をかみ合わせ、
当世風のコメディで主に若い世代の人気を集めた。
スタート当初、金曜の昼12時15分からの30分番組だったが、好評のため、午後6時30分から7時に移行。
この番組から藤村有弘と逗子とんぼがタレントとしてデビューした。
スポンサーは、明治製菓一社提供。当時の CM は、もちろん生コマーシャルだ。
あるとき、中村メイコが番組中にチョコレートを食べ、生コマにつなげるシーンがあった。
リハーサルがすみ、本番となったとき、棚においてあるはずのチョコレートが見あたらない。
多分、小道具係のおき忘れだったのだろう。スタッフたちはハッとしたが、すでに本番進行中、
もうまにあわない。と、さすがはベテラン才女のメイコさん。
「誰かしら、私がたしかここにおいたはずのチョコレートを食べちゃったのね」
とっさのアドリブで、無事ことなきをえたという。
(制作)NTV(脚本)藤善平、しのざき凡、能見正比古、山下与志一
(主題歌)中村メイコ「二人でお茶を」(作詞:能見正比古、作曲:萩原哲晶)
(配役)ツウ子(中村メイコ)ヤン平(フランキー堺)
