お嫁に行きます 1985年(昭和60年) ドラマ傑作選

杏子(坂口良子)は、航空会社に勤める独身OL。
30歳を目前にしたある日、お見合いをした。
見合いの当日、約束のホテルへ出向いた杏子に、スマートな男が声をかける。
今回の見合いは、うまくいきそう…。
ところが、その男は、見合い相手の昭之(矢崎滋)ではなく、
このホテルに勤める弟の晴之(大和田獏)だった。
あとから現れた昭之は、35歳で、風采の上がらない建築技師だった。
杏子はガッカリしたが、開き直って言いたい放題ぶちまけた。
ところが、昭之はそんな杏子に一目惚れ。
家に戻った杏子は、両親に見合いの一部始終を話す。
そこへ仲人から電話が入り、なんと昭之が断ってきたという。
杏子はどうもふに落ちず、父の雄太郎(佐藤英夫)も「娘をバカにして」
と烈火のごとく怒り出すのだった。
あとから知ったのだが、実は昭之は、断られるつらさを避けるために、
自分から断ったのだった。
失礼を詫びる昭之を見て、逆に興味が湧いてしまう杏子であった…。
北原優のオリジナル脚本で、航空会社に勤めるOLが、仕事が面白いまま独身を通してきたが、
アッと言う間に29歳になり、お見合いをしたのだが、あとで妙な「断り状」を手にすることに。
お見合い後の思いがけない展開をユーモラスに描いたホームコメディ。
ヒロインの坂口良子が、揺れ動く29歳の女心を、さりげなく好演している。
(制作)TBS(脚本)北原優
(配役)藤井杏子(坂口良子)友永昭之(矢崎滋)友永晴之(大和田獏)三村誠(渋谷哲平)
藤井雄太郎(佐藤英夫)藤井桃子(久我美子)
