僕と彼女は同じ大学へ入学したことによって出会った。
最初に気になりだしたのはどうやら僕のほうらしい。 (^^
うちの大学は約6割を女子が占めている。だから競争率は低い。
しかし学部が違ったため、お互い何もしゃべらずに半年がすぎた。
1年の学期末に学外研修というものがあり、偶然にも同じ企業への見学だった。
その日の席順は決まっておらず自由だったのだ。
僕はここぞとばかり彼女の隣をゲットしようと思い立った。
「あの・・・ここ空いてる? すわってもいい?」
彼女の返事は「どうぞ」だった。はにかんだ笑顔がかわいかった♪
そこで、仲良くなり電話番号を交換をした。(大胆なやつだ・・・)
それからは友達同士で一緒にお昼を食べるようになった。
その頃もう私の友達は彼女の気持ちに気付いていたらしい。
あとで本人に聞いた話だが、かなり態度でも表していたとのことだ。
その頃の僕はそれに気がつくよしもなかった。
クリスマスイブに、お互い異性っけがないため「一緒に映画にいこう」とさそった。
イブに見た映画は「風と共に去りぬ」(往年の名画)である。
「君はあのスカーレットみたいだね」というガラにもない一言が決めてとなった。
「スカーレットみたいな駄々っこ」 の意味が 「スカーレットみたいな美貌」 と勘違いしたらしい。
そこでいい雰囲気になった。(*^^*)ドキドキ