タンゴは音楽、歌、踊りの総称です。
今から100年ほど前にブエノスアイレスの港町で生まれたといわれます。
アルゼンチン・タンゴの魅力は、あの歯切れよいスタカートのリズムです。
それを生み出す楽器がタンゴの華 「バンドネオン」 です。
曲の中間や終わりの部分のバンドネオン変奏はタンゴの醍醐味と言えます。
タンゴは、本場アルゼンチンで発達したアルゼンチン・タンゴのほか、
ヨーロッパで発達したコンチネンタル・タンゴがあります。
コンチネンタル・タンゴの特徴は、よりクラシックに近く、
ダンスホールで踊るために、大編成のビッグバンドで演奏されます。
タンゴは、一旦好きになると中々離れられない不思議な魅力を持った音楽です。
それどころかだんだんと深みにはまり込んでゆく、一種の麻薬みたいな魔力さえ備えています。
それだけタンゴは幅が広く、奥行きのある音楽と言えるのでしょう。
A media luz (Edgardo Donato)