9月23日    高校三年生   1963年 (昭和38年)
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赤い夕日が 校舎をそめて ニレの木陰に 弾む声

ああ 高校三年生 ぼくら 離れ離れに なろうとも
クラス仲間は いつまでも

泣いた日もある 怨んだことも 思いだすだろ なつかしく

ああ 高校三年生 ぼくら フォークダンスの 手をとれば
甘く匂うよ 黒髪が

残り少ない 日数(ひかず)を胸に 夢がはばたく 遠い空

ああ 高校三年生 ぼくら 道はそれぞれ 別れても
越えて歌おう この歌を


作詞 丘灯至夫 作曲 遠藤実  唄 舟木一夫



           



1963年6月にリリースされた舟木一夫のデビューシングルです。

メロディーを聴くと多感な青春時代の甘酸っぱい香りが漂って来るようです。

学園を巣立ち旅立つという誰しも経験した若かりし想い出が詰まっているからでしょうか。

120万枚を越す大ヒットとなったこの曲で舟木一夫は一躍スター歌手となりました。


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       高校三年生






舟木一夫(ふなきかずお)


昭和19年(1944年)12月12日生まれ。愛知県出身。自由ヶ丘学園高校卒。本名、上田成幸(うえだしげゆき)


昭和37年(1962年)2月、高校2年生の時にCBC放送「歌のチャンピオン」で優勝。
これをきっかけに歌への道が開け、作曲家・遠藤実に師事。

昭和38年(1963年)6月、シングル「高校三年生」でデビュー。
この年、第5回日本レコード大賞新人賞受賞、NHK紅白歌合戦に初出場。

以降、紅白は連続9回通算10回の出場を数える。
通算119枚のシングルと136枚のアルバムを発売。

この他にも、映画・舞台・ドラマへの出演など、幅広い活動を展開。

平成14年(2002年)第44回日本レコード大賞功労賞を受賞。