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【第五課 第十九節】 小説読解
美女与野兽(二) (博蒙夫人)
美女满含着泪水回到了自己的房间,她静静地坐着,就像是一尊美丽的雕像。
过了一会儿,她感到很困倦,就躺了下来,很快地,她就进入了梦乡。
在飘忽的梦里,美女发现自己正在一条两岸长满葱绿树木的溪流边散歩。
忽然,有一位年轻的王子来到了她的面前,王子的容貌是那么地清秀、俊雅,
他说话的声音更是清脆得扣动了美女的心弦。
王子对她说:“啊!美女,你并非像自己想象的那么不幸。
你将会使我得到幸福,同时,你也就找到了自己的幸福。
但是,可爱的美女啊,你可千万不要让自己的眼睛被你所看到的事物表面所蒙蔽了!”
说完,英俊的王子深情地看了看美女,随即就消失了。
时钟“当、当”地响了十二下,把睡梦中的美女唤醒了,美女回忆着梦中的王子,他的容貌和话语仍是那样地清晰、明朗。
“他说我能使他幸福。”
美女自言自语地说,“难道是这头可怕的野兽把他给监禁起来了吗……我怎样才能使他得到自由呢?”
美女百思不得其解。
她下了床,发现梳妆台上摆着琳琅满目的化妆用品,隔壁房间里已经准备好了丰盛的饭菜。
她感到腹中有些饥饿,就暂时把关于这个奇怪的梦的种种想法放到了脑后,坐到餐桌旁开始吃饭。
饭后,美女开始査看宫殿里的几个房间。
她走进的第一个房间四壁都装有镜子,美女从各个方向都能看到反射出来的自己的形象。
这时,她看到了从枝形的吊灯上悬挂下来的一只手镯,美女将手镯拿下来一看,呀!
这手镯上竟镌刻着一幅与梦中的王子一模一样的肖像。
美女欣喜地戴上手镯,又走进了一个藏有世界上各种各样乐器的房间。
她拨弄着乐器,愉快地消磨了好长时间。
在另一些房间里,她还发现了更多的新奇的东西,有无比美丽的会唱歌的小鸟,还有可以做任何娱乐游戏的器具,各种奇异的鲜花布满了整个花房……
最后,她发现一间有趣的屋子,这间屋子有七个窗子,从每个窗子都可以看到一些新颖的、
出人意料的娱乐节目:有舞蹈、有五顔六色的灯光、有音乐、还有华丽的服饰、以及饶有趣味儿的哑剧……
不知不觉当中,黄昏悄悄地降临了,烛台上的蜡烛也巳经在每个房间里自动地点燃了,美女又回到了那个小房间。
就在她准备开始吃晩餐的时候,她听到一阵脚步声由远及近地传来……美女颤抖着,她不知道这头野兽是否打算现在就把她吃棹。
野兽缓缓地走进屋子,坐在美女対面,看上去一点儿也不凶狼,只是粗声闷气地对她说:“晚 上好,美女。”
“晚上好,野兽。”美女掩饰着内心的恐惧,愉快地作了回答。
他们两人谈了好久。
美女渐渐觉得这个野兽十分友善和真诚,远不如她所想的那么可怕,现在,他们俩几乎像一对老朋友了!
这个时候,野兽站了起来,突然说道:“美女, 你爱我吗?你愿意嫁给我吗?”
“什么?啊!”美女惊讶地叫起来。
“别怕,就说愿意或不愿意。”野兽充满期待地鼓励着美女。
“啊,不,野兽。”美女匆忙地说。
“既然你不愿意,那么晚安,美女。”
说完,野兽带着十分抑郁的神情离开了美女的房间。
在美女今晚的梦里,那位不知名的王子又出现了,王子对她说:“啊,美女!你为什么对我这么狠心?
恐怕我还要长期地遭受这不幸啊!”
美女醒来后仍然不明白王子的话语里究竟有什么含意。
在以后的日子里,王子毎日都在美女的梦中出现。
野兽呢?也每日都会在晩餐之后来到美女的房间看望她,陪她聊天,细心地照顾她并问她同样的问题。
美女虽然对他的印象一天比一天好,但她还是不想嫁给他,在美女的心中,那个英俊的王子才是她最深的牵挂。
唯一使她疑惑的是王子经常告诉他不要相信外貌,要让她的心而不是眼晴来指引她。
日子在各种各样的娱乐中飞逝着,很长一段时间过去了,尽管美女感到很幸福,可她还是渴望回家去看看她的父亲以及哥哥姐姐们。
一天晚上,野兽看到她忧伤的样子,就问她是怎么回事。
这时候的美女早已经不再害怕他了, 她知道野兽尽管面目狰狞,声音可怕,但实际上却很和善。
于是她说出了想回家去看看的想法。
听了这话,野兽显得很痛苦,他悲惨地叫起来: “啊,美女,你忍心遗弃像我这样一头不幸的野兽吗?”
“不,亲爱的野兽,”美女温柔地回答说,“如果见不到你,我会感到很悲伤的。
我只是回去呆两个月,两个月后我一定会回来的,留在这里再也不走了。”
野兽听了美女的话,伤心地叹息着说:“无论你要什么,我都不会拒绝,即使是生命,我也在所不惜。
你可以带回去所有你喜欢的东西,但请记住你的诺言,一定要准时回来。
如果你不及时回来,就会发现你的忠实的野兽已经死了。”
说着,野兽从怀中取出一枚戒指,递给美女,“记住,当你想要回来的时候,
你只需将戴在手指上的这枚戒指转一圈,坚定地说:‘我想回到我的宮殿, 再去看看野兽! ’ 你就可以回到这里了。”
野兽祝福美女一路平安以后就很低沉地走了出去。
美女这时忽然觉得心里有些难过,她感到野兽好像很舍不得离开自己。
美女装了一些带给家人的礼物,随后就上床睡觉了。
当第二天早晨她睁开眼时,发现自己已经回到了家里。
他的父亲见她回来,显得异常地高兴,以至于过了两个月后,美女还不忍心和她的父亲告別。
一天夜里,美女梦见自己在宫殿的花园里的小路上游荡。
这时,她听到有人在呻吟,就急匆匆跑过去看究竟是怎么回事。
只见在河边的一片草地上,野兽伸展着四肢,侧卧在那里,似乎就要死去了,他轻轻地责备美女,
问她为什么不遵守诺言,并且告诉她说:如果她再不回去,他马上就会死掉。
这个梦把美女吓坏了,她忽然觉得野兽对她是非常重要的。
第二天傍晚,美女一上床就转动着那枚戒指,并且坚定地说:“我想回到我的宫殿里,再去 看看野兽。”
然后,她睡熟了。
一觉醒来,美女发现自己果真又回到了宫殿里。
她迫不及待地想再见到野兽,她跑遍了各个房间,找遍了所有的角落,
不停地呼喊野兽的名字可始终听不到一声回答,美女难过极了。
突然,她眼前一亮,啊,在梦中见到过的那条小路对面躺着的不正是野兽吗?!
她赶紧跑上前去,托起野兽的头,可野兽却一动也不动,双眼紧闭着。
美女急忙从近处的喷泉那儿打来了水,洒在他的脸上。
野兽渐渐苏醒过来,他睁开眼晴,看到美女后,露出了高兴的神情。
“啊,野兽,你把我吓坏了!”
美女喊道,“直到现在我才知道爱你是这样地深!”
“你真的能爱上一个像我这样丑的动物吗?
你现在愿意嫁给我吗? ”野兽声音微弱地问。
“是的,我愿意,亲爱的野兽。”
美女的话音刚落,只见宫殿的窗前灯火辉煌,爆竹劈啪,无 数的小鸟在他们的上空欢快地飞翔。
“噢,天哪!”美女瞪大了眼晴,只见野兽已经消失,站在那里的正是她梦中的英俊王子!
原来,王子是中了妖术以后才变成了野兽的样子,可是美女那真诚的爱情使王子又恢复了原来的面目。
王子和美女现在如愿以偿,他们举行了一个盛大的婚礼,从此以后就一直幸福地生活在了一起。
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【注 釈】
【百思不得其解】 bǎi sī bù dé qí jiě いくら考えてもわからない
【琳琅满目】 lín láng mǎn mù すばらしいものが数多くあるさま
<用例> 宫廷装饰琳琅满目。 (宮殿内部は目を奪うばかりの装飾品でいっぱいだ)
【关于这个奇怪的梦的种种想法】 奇妙な夢についてあれこれ考えること
【从枝形的吊灯上悬挂下来的一只手镯】 シャンデリアにぶらさがっている腕輪
【镌刻】 juān kè 刻み込まれている
【可以做任何娱乐游戏的器具】 どんなゲームでもできるおもちゃ。
【新颖】 xīnyǐng 目新しい。ユニークな
【娱乐节目】 yú lè jié mù 楽しい演目
【饶有趣味儿的】 ráo yǒu qù wèi r de yǎ jù 面白味が多い。いくら見ても見飽きない
【哑剧】 yǎ jù パントマイム
【忍心遗弃】 rěn xīn yí qì 非情にも見捨てる
【如愿以偿】 rú yuàn yǐ cháng 願いがかなう
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【口語訳】
ベルは目に涙をためて自分の部屋に戻りました。
じっと座っている姿は、美しい彫像のようでした。
しばらくすると、ベルはとても眠くなり、横になるとすぐに夢の世界へと入っていきました。
ふわふわとした夢の中で、ベルは自分が、緑の木々が茂った小川のほとりを散歩しているのに気が付きました。
ふいに、若い王子が目の前に現れました。
王子は美しく優雅で、とりわけ良く通る澄んだ声に、ベルは心を奪われました。
王子は言いました。「おお、ベルよ。お前は自分で思っているほど不幸ではない。
お前は私を幸せにしてくれるし、お前自身も幸せになるだろう。
だが可愛いベルよ、決して物事のうわべだけを見て、その目を曇らされてはいけないよ!」
そう言うと、りりしい王子は愛しげにベルを見つめ、すぐに姿を消してしまいました。
時計が 「ボン、ボン」 と1二回鳴り、ベルは夢から覚めました。
夢の中の王子の姿や言葉は、はっきりとベルの心に残っています。
「私が彼を幸せにしてあげられると言っていたわ。」
ベルは独り言を言いました。
「もしかして、あの恐ろしい野獣に閉じ込められているのかしら……どうしたら、自由にしてあげられるかしら?」
ベルには、幾ら考えてもどうしてよいか分かりませんでした。
ベッドを降りると、鏡台には美しい化粧品が並び、隣の部屋にはたくさんの料理が用意されていました。
ベルはお腹が空いたことに気付くと、奇妙な夢のことを考えるのはやめ、テーブルに着いて食事を始めました。
食事が済むと、ベルは宮殿の中のいくつかの部屋を見て回りました。
一つ目の部屋は、4つの壁すべてに鏡がはめ込んであり、どの方向からでも鏡に映る自分の姿を見ることができました。
この時、ベルはシャンデリヤの中に腕輪が1つ掛けてあるのを見つけました。
腕輪を取ってよく見ると、ああ、なんと腕輪には、夢の中の王子とそっくりな肖像が刻まれていたのです。
ベルは喜んで腕輪をはめると、こんどは世界中のあらゆる楽器を集めた部屋へ入っていきました。
彼女は楽器をつま弾きながら、しばらく楽しい時間を過ごしました。
他のいくつかの部屋でも、ベルはもっと多くの珍しい物を見つけました。
とびきり美しい歌を唄う小鳥、どんなゲームでもできる遊具、見たことのない鮮やかな花でいっぱいの部屋。
最後にまた、とても面白い部屋がありました。
この部屋には7つの窓があり、それぞれの窓からは目新しく、心躍るような楽しい演目が見られるのです。
ダンスや色とりどりの灯り、音楽に豪華な衣装、いくら見ても見飽きないパントマイム……
知らぬ間に、夕暮れが近づいていました。
燭台の上のろうそくは、すべての部屋でひとりでに灯り、ベルもあの小部屋に帰りました。
ちょうど彼女が夕食を食べようとした時、足音が遠くから近づいてくるのが聞えました。
ベルは震え上がりました。いよいよ野獣が彼女を食べてしまおうと思ったのかもしれません。
野獣はゆっくりと部屋に入ってくると、ベルの向かい側に座りました。
見たところ、まったく凶暴な様子ではありませんでしたが、声だけは荒々しく重苦しそうに言いました。
「こんばんは、ベル。」
「こんばんは、野獣さん。」
ベルは内心の恐ろしさを隠して、楽しそうに答えました。
二人は長い間、おしゃべりをしました。
ベルはだんだんと、野獣は思っていたような恐ろしいことは少しもなく、親切で誠実だと思うようになりました。
今ではもう古くからの友達のようです。
この時、野獣は立ち上がり、唐突に言いました。
「ベル、私を愛しているかい? 私の花嫁になってくれるかい?」
「ええ?何ですって?」 ベルは驚いて叫びました。
「驚かなくていい、お前にその気持ちがあるのか、それだけ聞かせておくれ。」
野獣は期待を込めて、ベルに答えを促しました。
「いいえ、ならないわ、野獣さん。」 ベルは急いで言いました。
「お前が望まないならいい。おやすみ、ベル。」
そう言うと、野獣はすっかり気落ちした様子で、ベルの部屋を出て行きました。
その晩、ベルの夢の中には、またあの名も知らぬ王子が現れて言いました。
「おお、ベル。なぜそのように私に冷たくするんだ。
私はまだ当分、この不幸に耐えなければならないようだ。」
目が覚めても、ベルには王子の言葉の意味が分かりませんでした。
それからというもの、王子は毎日ベルの夢の中に現れました。
野獣はと言えば、やはり毎日、夕食後にベルの部屋を訪れ、おしゃべりをしました。
野獣は細々とベルを気遣ってくれ、そして同じ質問をしました。
野獣に対する印象は一日一日良くなって行きましたが、それでもやはり花嫁になる気はしませんでした。
ベルが心の中で深く思いを寄せていたのは、あのりりしい王子だけだったのです。
ただ不思議だったのは、王子がいつも、外見だけを信じてはならない、自分の目ではなく心を信じなさいと言うことでした。
毎日が、ありとあらゆる楽しいことの中で、飛ぶように過ぎていきました。
長い時間が経ち、ベルは幸せではありましたが、やはり家へ帰って父や兄姉たちに会いたくてたまりませんでした。
ある晩、野獣はベルがふさいだ様子なのを見て、どうしたのかと尋ねました。
この頃にはもう、ベルは野獣を恐れなくなっていました。
見た目はどうもうで、恐ろしい声をしていても、本当は優しいことを知っていたのです。
そこで、彼女は家に帰って家族に会いたいと訴えました。
それを聞いた野獣は、とても辛そうな様子でした。
彼は悲しそうに叫びました。
「おお、ベルよ、私のような不幸な野獣を棄てて去るというのか?」
「違うの、親愛なる野獣さん。」 ベルは優しく答えました。
「あなたに会えなくなるのは、私だって悲しいわ。
二か月帰るだけよ。二か月経ったら必ず戻ってきて、もう二度とここを離れないから。」
野獣はベルの言葉を聞いて、悲しそうにため息をつきました。
「お前の望むことなら、どんなことでも叶えよう。たとえ命を与えたって、私は惜しくない。
お前の好きな物は何でも持って帰っていい。だが自分の言葉を忘れず、必ず約束通りに戻ってきておくれ。
もし約束通りに戻らなければ、お前は忠実な野獣が死んでいるのを見ることになるだろう。」
そう言って、野獣は懐から指輪を1つ取り出し、ベルに渡しました。
「覚えておおき。戻って来たくなったら、指にはめた指輪をぐるりと回して、はっきりと言うんだ。
『私の宮殿に帰って、もう一度野獣に会いたい』 と。そうすればすぐに帰って来られる。」
野獣はベルに、道中無事であるようにと言うと、沈んだ様子で出て行きました。
ベルはふいに心が痛むのを覚えました。
野獣が自分と別れたくないと思っているのを感じたからです。
ベルは、家族への贈り物を用意してから、ベッドに入って眠りました。
翌朝、目を覚ますと、ベルは自分が家に帰ってきたことに気付きました
。
父親はベルが帰ってきたのを見て、喜びに我を忘れんばかりでした。
そのため二か月が過ぎても、ベルは別れを言い出せませんでした。
ある晩、ベルは夢の中で、自分の宮殿の庭にある小道を散歩していました。
ふと彼女は誰かのうなり声を聞きつけ、何事かと急いで走っていきました。
すると川べりの草地で、野獣が手足を広げて横たわっているのが見えました。
死んでしまいそうな様子です。
野獣は力なく、なぜ約束を守らなかったのかとベルを責め、彼女がこれ以上戻らなければ、すぐに死んでしまうと言いました。
ベルは、この夢にすっかり怯えてしまいました。
野獣が自分にとってどんなに大切か、ふいに悟ったのです。
次の日の夕方、ベルはベッドに入ってあの指輪をぐるりと回し、きっぱりと言いました。
「私の宮殿に帰りたい。もう一度野獣さんに会いたい。」 そして、深い眠りにつきました。
目が覚めると、ベルは果たして、宮殿に戻っていました。
彼女はすぐにでも野獣に会いたいと、部屋という部屋を回り、隅々まで探しました。
野獣の名前を呼び続けましたが、答えはありません。ベルの胸は締め付けられました。
突然ベルは、はっとしました。
ああ、夢で見たあの小道の向こうに横たわっているのは、まさしく野獣ではありませんか?!
ベルは駆け寄ると、野獣の頭を抱きかかえました。
しかし野獣は身動きもせず、両目は固く閉じたままです。
ベルは急いで近くの噴水から水を汲み、野獣の顔にふりかけました。
野獣はゆっくりと目を覚ましました。
目を開けてベルを見ると、うれしそうな表情を浮かべました。
「ああ、野獣さん、驚いて死にそうだったわ。」 ベルは叫びました。
「こんなにもあなたを愛していたのだと、今やっと分かったわ!」
「私のような醜い者を、本当に愛せるのかい?
今なら私の花嫁になってくれるのかい?」 野獣は、弱々しい声で尋ねました。
「ええ、なるわ、親愛なる野獣さん。」
ベルがそう言い終わるや否や、宮殿の窓にいっせいに灯りが点り、花火が音高く上がりました。
無数の小鳥たちは喜びにわいて、二人の頭の上を飛び回っています。
「まあ、何てこと!」
ベルが目を大きく見開くと、野獣の姿は既になく、そこに立っていたのは、まさしくあの夢の中の美しい王子でした!
実は王子は魔法にかかり、野獣に姿を変えられていたのでした。
しかし、ベルの心からの愛によって、王子は元の姿を取り戻すことができたのです。
王子とベルの願いは、叶えられました。
二人は盛大な結婚式を挙げ、それからというもの、ずっと一緒に幸せに暮らしました。