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台湾概要 (http://wiki.chakuriki.net)


詳細地図

台北市観光地図



高山族 (台湾)




(台湾までの交通)

成田から直行便で台北の桃園国際空港まで3時間30分。

羽田から直行便で台北の松山国際空港まで3時間。


ウィキトラベル(台湾)






台湾の噂

1.台湾の別名はフォルモサ。
ポルトガル語で 「麗しの島」 日本における 「ジャパン」 にあたるのが台湾の 「フォルモサ」 だそうです。

可能性が高い説はIlha Formosaだから別にフォルモサ=麗しの島ではない。

Ilha Formosa=「麗しの島」 だからいいんじゃないの?「島」を含まないってこと?
でも台湾観光局とかでは自国の美称として 「美麗之嶋」 を謳ってますな。



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国名

中華民国 (台湾) Republic of China (Taiwan)


面積

約3万6000km2。(日本の九州ほどの大きさ)
台北市約271.8km2。 (東京23区の約半分)


人口

2,315万人。 (2010年)
台北市264万人。


気候

一年中温暖で、一年の平均気温は約22℃、平均最低気温は12-17℃。
このため、平地では冬でも雪が降らず、高山で僅かに見られるぐらいである。


首都

台北 たいほく タイペイ


宗教

仏教、道教、キリスト教


台湾出身の有名人

ジュディ・オング (台北)、欧陽菲菲 (台北)、テレサ・テン (雲林県)、一青窈 (台北)、
王貞治 (墨田区生まれだが台湾籍)、林海峰 (囲碁棋士、上海生まれだが台湾籍) 、黄文雄(評論家、高雄市) 、

邱永漢 (台南市生まれの華人)、陳舜臣 (神戸市生まれだが本籍は台北、後に日本国籍取得、華人)、
郭源治(中日投手、台東県出身だが、後に日本国籍取得。華人) 、

蓮舫(東京生まれのハーフ、父親が台南県)




概要

中華民国 (ちゅうかみんこく、中華民國) とは、1912年に建国されたアジア初の共和制国家である
1949年の中華人民共和国の建国以前は世界の大半から国家承認を受けていた。

しかし大陸の喪失と台湾移転から徐々に中華人民共和国に国際的地位を取って代わられ、
現在国際的には一部の国にしか承認されていない。

中華人民共和国政府は台湾を中華人民共和国台湾省であると主張しているが実効支配は出来ていない。


1912年の辛亥革命により中国本土で生まれた 「中華民国」 が正式な名前である。
中華民国を率いた中国国民党は第二次大戦後に中国共産党から中国本土を追われ、台湾に進駐。

これが台湾において 「中華民国」 という表現が使われる所以であり、国民党は今も 「大陸本土の奪還」 を諦めていない。
しかしながら、現状台湾が独立した共同体となっていることは明白であり、独立を望む声は内外から強まっている。

気候は亜熱帯性で、平地では冬季も降霜、降雪をみない。

自給用の作物は水稲、サツマイモ、トウモロコシ、ラッカセイ、柑橘類、野菜で、商品作物としてはサトウキビ、
バナナ、パイナップル、茶が主である。ニワトリ、アヒル、ブタの飼育も多い。

山地は森林に覆われ、ベニヒ、タイワンヒノキなどの用材を産し、低山部では樟脳 (しょうのう) の産出が多い。


山間の盆地や緩傾斜地ではアワやサツマイモが栽培され、焼畑農業が広く行なわれている。

工業は紡織、食品、セメント、木材加工、機械、化学などが 1960年代から急速に発達した。
1970年代からは鉄鋼、石油化学、造船などの重化学工業化が推進され、近年は情報処理、自動車産業の発達が著しい。

特産品は、烏龍茶、鉄観音、東方美人 (ウーロン茶)、阿里山茶、日月潭紅茶、からすみ、真珠粉、台湾貝柱、ドライマンゴー、
パイナップルケーキ、台湾サンゴ、翡翠、凧、
油紙傘、竹細工、豚とネズミの紅泥茶壺、貝殻彫刻絵画など。








観光スポット



台北市は、台湾北部、台北盆地の中央にある台湾最大の都市。
第二次大戦後、国共内戦に敗北した中華民国国民政府の首都であり、台湾省と同格の直轄市でもある。

市街地とその周辺には台湾大学、師範大学をはじめ多くの研究・教育施設があり、図書館、歴史博物館、故宮博物院、
科学館、動物園、植物園などの文化施設が集まっている。
交通の要地でもあり、東部に空港があるほか、鉄道と縦貫道路の起点で島内全域と結ばれる。

台北は、先史時代大きな湖だった盆地の中に発達した町である。


18世紀に漢民族による台北平野の開墾が始まってからは淡水河 (たんすいが) を利用した物産の集散地となり、
淡水河近くの万華 (ばんか) や迪化街 (てきかがい) が栄えた。

毎夜開かれる縁日のような夜市、茶芸館や各種中華料理の食スポット、マッサージやスパ、変身写真などのプレイスポットの数が
台湾の都市の中では圧倒的に多い。台北は、少ない日数で台湾を楽しみたい人におすすめの町である。

人口は264万人。
特産品は、
パイナップルケーキ (鳳梨酥)、ドライマンゴー (芒果乾)、小月餅、凍頂烏龍茶、高山茶、東方美人茶、翡翠、茶器など。
観光地は、国立故宮博物院、中正紀念堂、華西街夜市、猫空ロープウェイなど。
















① 国立故宮博物院  (こくりつこきゅうはくぶついん)  (台北市士林区至善路二段221号)

台北市北部の士林区にあり、付近には高級住宅街が広がっている。

この博物院には中華民国政府が台湾へと撤退する際に故宮博物院から精選して運び出された美術品が主に展示されており、
ほとんどの収集物は中国の古代の皇帝によって集められた高品質なものばかりである。

常時展示している品は、6万~8万点。
特に有名な宝物数百点を除いては、3~6カ月おきに、展示品を入れ替えているため、
すべてを見て回るには、10年以上はかかると言われている。

コレクションは、玉器は8000年前のものから、5500年前の新石器時代の翡翠の彫り物、4400年前の陶器、
3300年前の青銅器・象形文字、2200年前の秦の始皇帝の時代、日本の古墳時代、
さらに隋・唐・宋・元・明・清の歴代宮廷の収蔵文物を継承しており、その内容も数も極めて豊富である。

フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで世界四大博物館の一つに数えられている。







② 中正紀念堂 (台北市中正区中山南路21号)

中華民国の元総統:蒋介石を忍んで建てられた記念堂。
ここは外国人観光客がよく訪れる台北の観光スポットの一つであり、正門の大中至正門には 「大中至正」 の四文字が刻まれている。

中正紀念堂の屋根には北京の天壇様式が採用され、建物は四方から眺めるとエジプトのピラミッドのように見えるなど、
独特な設計法が用いられている。

清廉かつ広大さを象徴する白い大理石と青い瑠璃瓦を主体にした建物の周りにはベニ花が植えられており、
中華民国の国旗の配色をイメージしている。

これは自由、平等、博愛のシンボルで、非凡な風格で台北のランドマークの一つとなっている。
中正紀念堂には、大きな蒋介石の銅像が置かれ、毎正時には衛兵交代式が行われる。

陳列室には蒋介石氏の過去の功績に関する展示物が並べられている。
執務室を再現した展示もあり蒋介石の蝋人形も見学できる。






③ 華西街夜市 (かせいがいよるいち)  (台北市万華区華西街)

華西街夜市は、広州街、梧州街、西昌街などのナイトマーケットから成り立つ大きな夜市。
ピンからキリまで何でも揃っており、内外の観光客が一度は訪れてみたいと思う観光スポットの一つ。

華西街は風俗産業が密集する場所として知られていた。
しかし、台北市政府による風紀取締り後は観光地としての地位が上がり、治安も以前に比べ大幅に改善されている。

夜市の入り口には、「牌楼」 と呼ばれる中国風のアーチ型の門が建っている。
道沿いにずらりと掛けられたは赤い宮灯は、華西街ならではの光景。

道の両側に並ぶ店はどれも老舗で、口コミ通りのクオリティを保っている。

高級レストランも店を構えており、日本人観光客に大変な人気を呼んでいる
台南担仔麺 (たんつーめん) もここが発祥の地である。

華西街夜市で忘れてはならないのが、ヘビを売る店。
街内だけでも2、3軒あり、日が傾くころには、ヘビをさばいたり、ヘビのショーが始まる。営業時間:18:00頃~翌0:00頃。





士林夜市 (しりんよるいち) (台北市士林区文林路)

台湾の都市には必ずと言っていいほど夜市があり、夕食や買い物をする人々で大賑わいする。
夜市とは常設の酉の市みたいなもので、食べ物から衣類、小物までたくさんの露天が軒を連ねている。

日本で夜市というと季節限定であるが、台湾の夜市は年中やっている。
日本の夏祭りが一年中ずっと続いているようなものと思えばよいだろう。

ここ士林夜市は、台湾国内のみならず、国外においても有名な観光夜市である。
日本人観光客も多く訪れることから、多くの店では日本語が通じ、日本語のメニューも用意してある。
営業時間:17:00頃~翌1:00頃。



饒河街夜市 (じょうががいよるいち) (台北市松山区饒河街)

入り口の門がきらびやかでテンションが上がる。
400mほどの一本道の左右に、台湾料理やスイーツの屋台、衣料品を並べる露店がずらりと並ぶ。

金魚すくいやエビ釣り、各種の占い師なども登場して、夜祭りさながらの熱気につつまれている。
営業時間:18:00頃~翌1:00頃。



寧夏路夜市 (ねいかろよるいち) (台北市大同区寧夏路)

小吃(軽食)が味わえる屋台が集中しており、夕食を求める地元の人々も多い。
ここは、地元民に愛されている夜市で、近くに女学校があることから女子学生を含め台北の老若男女が食事に集まるところでもある。

長い歴史を誇る老舗店も点在 (鶏肉専門店 「方家」 など) しているので、台湾の食文化に触れるにはもってこいである。
営業時間:18:00頃~翌3:00頃。



雙城街夜市 (そうじょうがいよるいち) (台北市中山区中山北路二段)

小規模ながら食、雑貨、ウエアやアクセサリーまでさまざまな屋台がそろっているのが特徴。
夜だけでなく日中開いている店も多く、オシャレなカフェや雑貨店などでゆったり過ごす地元民の姿も見られる。
営業時間:24時間年中無休。







④ 北投温泉 (ほくとうおんせん)  (台北市北投区)

台北市街のすぐ近くにある一大温泉地。

立ち寄り湯として、気軽に訪れる観光客が多い人気スポットである。
硫黄の臭いの湯気が立ち込め、まさに日本の温泉街のような風情が漂っている。

また隣接の「北投温泉博物館」では、温泉の特徴や歴史を知ることができる。

交通アクセスは、地下鉄・新北投駅下車。台北市街からタクシーで約30分。











⑤ 猫空ロープウェイ (台北市文山区猫空)

台北から南へ車で30分。
都心からわずかしか離れていないのに、まるで台北の奥座敷のような雰囲気が漂う猫空。

猫空のある木柵 (もくさく) 地区は鉄観音茶で有名。
自ら茶畑を経営する茶芸館も多く、お茶好きなら一度は行ってみたい茶芸館の密集地である。

昼間の猫空は静謐な空気が漂う、辺鄙な山間の村。
茶芸館にも人影はまばら。


時間を気にせずゆっくりお茶を楽しんだり、あちこちを散歩してみるのも一興。

夜の猫空

夕方にもなると、山あいのあちこちに茶芸館の灯りがともり、歓声が聞こえてくる。

台北の夜景を遠望しながら、おしゃべりに夢中になったり、朝まで麻雀を楽しんだり・・・。

昼とは全く違う光景が満喫できる。











⑥ 日月潭 (にちげつたん) (南投県)

台湾南投県魚池郷に位置する湖。
台湾で最も大きく美しい湖と言われている。

湖の北側が太陽(日)の形、南側が月の形をしていることからこう呼ばれる。
朝夕には霧が立ちこめることもあり、日の出の美しさは格別。

ぜひ1泊して日月潭の魅力をたっぷり味わいたいもの。










⑦ 阿里山国家風景区 (ありさんこっかふうけいく) (嘉義県)

台湾嘉義 (かぎ) 県にある15の山々から成る国家風景区 (国定公園) である。

最高峰は大塔山の2663m。面積は約32700ヘクタール。
その内1400ヘクタールが 「阿里山国家森林遊楽区」 に指定されている。

日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の 「五大奇観」 が有名である。
また、3・4月には桜が満開となり 「桜の名所」 としても名高い。











⑧ 蓮池潭 (れんちたん) (高雄市)

蓮池潭は、高雄市内から北に約12kmの郊外にある淡水池。

周囲約5kmの湖畔には、巨大な龍と虎が大口を開けている 「龍虎搭」、「北極玄天上帝像」、
「春秋閣」、「孔子廟」 など中国独特な建物が立ち並んでいる。

昔は池の中にたくさんの蓮が植えられており、夏には満開となって、
とても美しい景色を見ることが出来たことから 「蓮花潭」 と呼ばれていた。

台湾の言い伝えでは、龍は最も善良な動物、虎は最も凶暴な動物とされており、
この龍の口から入り、虎の口から出てくることにより、自分のこれまでの悪行?
が清められるということである。









台湾アラカルト



1. 「阿里山の娘」 (高山青) 台湾民謡  (智鈞工坊 YouTube)



阿里山的姑娘

高山青 澗水藍
阿里山的姑娘美如水呀
阿里山的少年壯如山

高山長青 澗水長藍
姑娘和那少年永不分呀
碧水長圍著青山轉




2. 高山族 (こうざんぞく)

台湾原住の民族の総称。

日本統治時代に高砂族 (たかさごぞく) と呼ばれた。

のち、国民政府によって高山族 (カオシャン族) と呼ばれたが、今日では台湾原住民族と
いう呼称が用いられる。

高山族の人びとは主に農業 (焼き畑で粟や陸稲を栽培)、林業、狩猟に従事し、原始宗教を信奉し、天上の神、自然の神、精霊・妖怪を崇拝している。





3. 台風休暇

台風接近時、政府の判断によって台風休暇が発令される台湾。

日本では嵐が吹こうと槍が降ろうと交通機関が不通でない限りは会社が休みになるなんてありえないだろう。

たとえ電車が停まっていても 「歩いて来い」 と言われかねないのが日本の社会。

それに比べて台湾は政府機関、銀行、学校、病院も救急以外はすべてクローズ。

確実に開いているのはコンビニとホテルくらい。 

どうしても出勤しなければならないサービス業の人には、この日は休日出勤手当てとして2倍の給料が支払われることになっている。

発令される時間は大体前日の午後20時から22時のくらいの間にテレビのニューステロップやラジオ、インターネット速報などで発表される。

台風休暇をひそかに心待ちにしている一般市民も多いらしく、発令後、カラオケボックスの予約や映画のナイトショーのチケットが瞬時に売り切れるとか。






4. 足つぼマッサージ

台湾に旅行に訪れた多くの観光客が体験するのが、足つぼマッサージ。

台湾は足つぼマッサージの発祥地で、街中至るところに足つぼマッサージ店がある。

足の裏は第2の心臓と言われるほど、体中の器官のつぼが集まっている。

そのつぼを、指や器具を使って刺激することで病気の予防や体質改善に効果が期待できる。

オプションとして、足裏の角質除去、爪みがきなどのフットケアをしてくれる店もある。

長く時間を要したり体を動かしたりするわけではないので、忙しい人でも空いた時間を利用できる。

個人差はあるが、マッサージは続けて定期的に施術をうけることでより効果を実感できるようである。






5. 台湾新幹線

台湾の西海岸を南北に貫き、台北から高雄にいたる約345kmを、最高速300km/hで走り抜ける高速鉄道。

2007年の運行開始以来、「台湾高鐵」 「高鐵」 として台湾国民に親しまれている。

最短90分で南北が結ばれることから、台湾内の多くの地域が日帰り圏となり、
観光客にとってもこの上もない交通機関となっている。

発車後にはワゴンを引いたアテンダントが各席を回り、軽食 (乗車時は紅茶クッキー) と
ドリンクが乗客全員に振舞われる。

紙コップやナフキン、ウェットタオルなど細かなところまで 「台湾高鐵」 のロゴが入っていて、
スペシャリティな雰囲気が味わえる。

台湾新幹線ホームでは日本同様 「駅弁」 も販売されているので、お弁当を食べながら鉄道ツアーを満喫するのも良いかもしれない。




中国語講座 「日月潭」 



日月潭 tán 是我国台湾省最大的一个湖。
它在台中附近的高山上。
那里群山环绕,树木茂盛,周围有许多名胜古迹。

日月潭很深,湖水碧绿。
湖中央有个美丽的小岛,叫光华岛。
这个岛把湖水分成两半,北边像圆圆的太阳,叫日潭;南边像弯弯的月亮,叫月潭。

所以人们称它为日月潭。
清晨,太阳刚刚升起,湖面上还飘着薄薄的雾。
天边的晨星和山上的点点灯光,隐隐约约地倒映在湖中。

中午,太阳高照,整个日月潭的美景和周围的建筑,都清晰地展现在眼前。
要是下起蒙蒙 méngméng 的细雨,日月潭好像披上轻纱,周围的景物一片朦胧 ménglóng,就像童话中的仙境。
日月潭风光秀丽,吸引了许许多多的中外游客。



【注 釈】

【日月潭】 rì yuè tán    日月潭 (じつげつたん)
台湾第一の淡水湖。別名は竜湖。面積7.7km2。
湖中の光華島を境にして、北半は日輪、南半は半月の形をしている。
標高726.8mの高所にあり、濁水渓上流の水を利用し水力発電を行う。

【台中】 tái zhōng    台中 (たいちゅう)
台中盆地中央部にある台湾第3の商工業都市。。
縦貫鉄道の中枢をなし、付近に産する米,タバコ、砂糖、
バナナ等果物を集散するとともに、輸出工業が盛んである。
南西岸の鹿港は重要商港。人口93万(1999)。

【晨星】 chén xīng  暁の星。明けの明星。
【隐隐约约地】 yǐn yǐn yuē yuē de  かすかに。うっすらと。
【蒙蒙细雨】 méng méng xì yǔ  しとしとと降る霧雨。
【朦胧】 méng lóng  朦朧と。ぼんやりと。



【口語訳】

日月潭

日月潭は我が国台湾省最大の湖です。
それは台中付近の高山上にあります。

そこは、連山が取巻き、樹木が繁茂し、周囲には多くの名所旧跡があります。
日月潭はとても深く、湖水は青緑色です。

湖の中央には美しい小島があり、光華島といいます。
小島は湖水を二つに分けていて、北側は真ん丸い太陽のようで、日潭といい;南側は弓なりの月のようで、月潭といいます。

早朝、湖面には薄っすらとした霧が漂います。
空の明けの明星と山上の点々とした灯りは、ぼんやりと湖面に倒映します。

昼ごろ、太陽は高く照らし、すべての日月潭の美景と周囲の建物が、眼前にはっきりと展開します。
しとしとと霧雨が降れば、日月潭はまるで薄絹をまとったようで、周囲の景物はぼんやりとし、まるで童話のなかの仙境のようです。

日月潭の風景は秀麗で、大変多くの国内外の観光客を引き付けています。






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