小説モーニング娘。 第二十八章 「藤本美貴 〜友達以上恋人未満〜」        Top Page
   

「美貴ィ、おはよう!」
「おはよう、あやっぺ!」

こんな毎日。そう、私達の関係は「友達以上恋人未満」

出会ったキッカケは、ちょうど2年前。
ハロープロジェクトの仲間入りはしたものの、直接的な友達はいなかった。


ある日、藤本美貴はレッスンスタジオで1人の少女に出会った。
当時、高校1年生の松浦亜弥だった。

彼女は今や「モーニング娘。」とともにハロプロの2枚看板をなすトップアイドルとして輝いていた。
私もこんな風になりたい! 藤本はそう思った。

どちらからともなく話しかけた2人は、すぐに打ち解け合うことが出来た。相性も悪くはなくすんなりと馴染めた。
藤本は、松浦と話していると楽しかった。僅かの間に、2人は幼馴染みのように仲良くなって行った。


そんなあるとき、仕事が終わった後、藤本と松浦は、2人でミュージカルを見に行った。


「あのぅ〜、あやっぺ・・・」 「なぁ〜に、美貴?」

「あのね・・・」 「?」

「私・・・」 「何? 早く言って?」

「あやっぺから見て、私って・・・友達かなぁ?」


从‘ 。)<え? 恋人でしょ?(今さら何をいってんの? みたいな)

川VvV)<えっ? あっ、そうだね(笑)