小説モーニング娘。 第三十一章 「私立岡村女子高等学校 期末テスト」         Top Page


2003年4月 「めちゃイケ特番」 ねたバレ特別企画小説  「私立岡村女子高等学校 期末テスト


キーンコーンカーンコーン (始業のチャイムが鳴る)

ドカドカドカ (岡村先生のお出まし)
先生 「さあ授業をはじめるぞ。」

飯田 「起立、礼。」
みんな 「おはようございま〜す!」

先生 「よ〜し!今日はこれよりぬきうち期末テストを行う。
見せてもらおうか。日頃の勉強の成果とやらを!」

「えーっ」 「うっそーっ」 「ゲゲ」 「マジ?先生」
とたんに、クラスのみんなからブーイングがとぶ。

矢口 「嘘だと言ってよ、先生!」
しかし、そのブーイングを、答案を配りながらカンタンにかわす岡村先生。

先生 「静かに。心配ない、中学生程度の復習テストだ。
日頃からきちんと勉強をしている者には、簡単な問題ばかりだぞ」

吉澤 「してないから言ってんですよ〜」
先生 「わかったわかった。では始め〜」

テストにとりかかるみんな。

のの 「あ〜あ、やんなっちゃうなぁ〜。いきなりテストなんて…」


その後、テストの時間が終了して
先生 「え〜、では、となりと答案を交換しなさい。答えあわせをするぞ〜」

答案を交換し合うみんな。

加護 「はい、ののちゃん」
のの 「ねえ、あいぼん、1点か2点おまけしてくれない?」
加護 「え〜、なんで? や、やーよ。」

すると
先生 「そこのふたり、いつまでもしゃべってないで、赤鉛筆を出さんか」

のの、加護 「は、はぁ〜い……」

先生 「答えあわせ終わりー!後ろから集めてー!」


飯田 「ねぇ、ののちゃん、何がむずかしかった?」
のの 「ぜんぶ」

そして、いよいよテスト結果発表。

先生 「第1位は〜 紺野あさ美〜」
紺野 「あっ、ありがとうございます。 」

満面の笑みの紺ちゃん。さすがですねぇ〜。予想通りの1着当選です。
メンバー全員も納得の顔してます。


先生 「それでは12位の発表です。栄えある第1回バカ女(じょ)は辻に決定!!」
のの 「ギャァ〜〜〜」 悲鳴です。

先生 「辻、大丈夫か? 気分が悪くなったらちゃんと言えよー。」
その後、ののちゃんは叫びまくり撃沈状態。

岡女のバカ女になってしまったののちゃん。
大の不得意科目であった英語は24点。


気分も落ち着いて照れ笑いしているののちゃんですが、夢に向かって一生懸命頑張っている15歳です。
勉強が出来ても出来なくても、今を精一杯頑張っているののちゃんをこれからも応援していきましょう!!




                 期末テスト結果一覧表

 氏 名 国語 数学 社会 理科 英語 合計 平均 順位
飯田圭織 73 69 75 86 89 392 78.4 3
安倍なつみ 79 69 42 74 71 335 67 8
保田圭 76 77 87 71 93 404 80.8 2
矢口真里 75 77 70 87 53 362 72.4 5
石川梨華 70 62 64 69 73 338 67.6 7
吉澤ひとみ 65 53 39 61 52 270 54 9
加護亜衣 42 51 48 50 60 251 50.2 11
辻希美 45 78 51 51 24 249 49.8 12
紺野あさ美 87 89 96 93 48 413 82.6 1
高橋愛 66 72 55 79 74 346 69.2 6
小川麻琴 77 85 64 81 58 365 73 4
新垣里沙 57 38 49 48 66 258 51.6 10
教科平均 67.7 68.3 61.7 70.8 63.4 331.9 66.4

      (2003年4月5日 フジテレビ めちゃイケ特番より 改稿)