1月1日       チコと鮫      1962年 (昭和37年)               春夏秋冬
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子供の頃「チコと鮫」という映画を見て以来、ずっと南の島願望が心の中に住み着いています。

一年に一回くらいは南海の楽園で仕事のアカを洗い流したいのですが、金と時間がなくてなかなか思うように行きません。

老後は南の島に移り住んで、南の島願望をとことん充足させたいものです。


さて、映画「チコと鮫」の物語は、タヒチ の人々が漁業で生活を営み、椰子の実とカヌーがまだ生活に溶け込んでいる時代。

島の少年チコが、鮫の赤ん坊が浅瀬に迷い込んだのを見つけて飼い慣らします。

やがて大きくなって飼えなくなった鮫は海に帰されますが、10年の歳月を経て海で再会します。


しかし観光化のため鮫を排除しようとする島の人々と、チコとの間には様々な軋轢が生まれてしまう。

チコの恋人も加わり、鮫との友情、文明化との対比も含めて、物語は哀愁のある結末を迎えます。


(ボラボラ島)

 タヒチから北西、約240キロ。「大西洋の真珠」と呼ばれる島。

 島々がネックレスのようにつらなる環礁は、エメラルドグリーンのラグーンを形成。

 映画「チコと鮫」の舞台として有名。

  1962年 イタリア (監督)ファルコ・クイリチ (音楽)フランチェスコ・デ・マージ


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