5月8日       月光仮面  1958年 (昭和33年)
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月下の東京郊外。
蔦のからまる煉瓦塀を巡らせた洋館に、折しも奇怪な風体の賊が忍び込んだ。

その家の主人である老紳士と令嬢の命は、まさに風前の灯。
凶弾が放たれようとしたその時! 例の主題歌が聞こえて来る。

♪月の光を背に受けて 仮面にかくしたこの心...♪
中庭の植え込みにたたずむ、純白の人影。

「そこにいるのは誰だ、何者だ」
「月よりの使者、正義の味方、月光仮面!」

当時は、子供は勿論、大人からお年寄りまで、月光仮面を知らない人はいなかった。

なにせ平均視聴率40%以上、最高視聴率はなんと68%と言うお化け番組。
番組の放送される時間帯になると銭湯から子供の姿が消えてしまうほどだった。

そして子供達の間では当然の事ながら月光仮面ごっこが大流行!
家にある風呂敷や布団のシーツを勝手に持ち出し、マント替わりにして遊び、大目玉を喰らったものである。

当時無名であった大瀬康一は、この作品で一躍人気スターになった。
以後「豹の眼」「隠密剣士」とテレビドラマの主役を勤めるのである。

1958年〜1959年 TBS系 原作:川内康範 出演:大瀬康一(月光仮面/私立探偵 祝十郎)

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