7月23日   ワルツ   (Waltz)
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世界中の人から愛されているワルツは、オーストリアの民族舞踊から進化し、18世紀の終わり頃からウィーン付近の農民によって踊られる様になったと言われています。


「美しき青きドナウ」 「ウィーンの森の物語」などは代表的で、優美で、陽気で、ロマンティックな生粋のワルツです。

19世紀に、「ワルツの父・ワルツの王」と呼ばれたシュトラウス父子が、華やかな社交界のために数多くの名曲を発表し、それが世界中で大流行したと言われています。

ワルツには、テンポの早い「ウインナ・ワルツ」とテンポの遅い「スロー・ワルツ」とがあります。
「スローワルツ」は4分の3拍子の音楽で優雅な踊りです。


「ウィンナ・ワルツ」が、20世紀初めにアメリカへ伝わった時、それまでのアップテンポから、スローテンポへと曲が変貌し、
それに従ってステップも変化して、「ボストン・ワルツ」と呼ばれるようになりました。

現在、社交ダンスで「ワルツ」と言うのは、このアメリカ生まれの「ボストン・ワルツ」をいいます。


本家の「ウィンナ・ワルツ」を抜いて「ボストン・ワルツ」が、なぜ定着したかというと、1920年代にイギリスのダンス教師教会が、
「ボストン・ワルツ」の方を社交ダンスの種目として定めたからです。

どちらかというと、曲テンポが遅い分、「ボストン・ワルツ」の方が初心者にも簡単に入る事ができるし、また上級者はいろんなステップを使うことができます。

ワルツのステップは比較的簡単ですが、回転が主となる踊りです。
できるだけ動作を大きく踊る事がワルツ特有の優美さを出すポイントです。


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                       Fascination (Nat King Cole)      



    It was fascination I know And it might have ended

Right then at the start

Just a passing glance Just abrief romance

And I might have gone on my way Empty hearted

It was fascination I know Seeing you alone

With the moonlight above

Then I touched your hand And next moment I kissed you

Fascination turned to love