11月1日  世界の七不思議 (6) ストーンヘンジ (Stonehenge)  春夏秋冬 
直線上に配置

ストーンヘンジは、イギリス南部ソールズベリー(Salisbury)から約15キロ北の、平野のど真ん中にある円環状の巨石群である。

古代英語で「上にかかった石」を意味するストーンヘンジは、誰が、何の目的で建てたのか、現在でも謎のままである。

発掘調査によれば、この不思議な遺跡の建造が開始されたのは、紀元前2,800年頃で、現状と同じスタイルに落ち着いたのは紀元前1,500年あたりとされている。

ストーンヘンジの大きな謎のひとつは、この地方では産出しない石を使っていることである。

ブルーストーンと呼ばれる流紋岩は、直線距離で約240キロメートルも離れたウェールズ南西部から運んだものである。

ブルーストーンは、高さ7m、重さ1.5トン、総重量は400トン。
陸路は木のそりに載せて引っぱり、それからいかだに積みかえて、海峡を渡り、河をさかのぼったと考えられるが、移動距離は、350キロメートル以上に及ぶ。

運搬に比べると、石を立てるのは容易である。
あらかじめ穴を掘っておき、その上に石を引っぱって、穴の上に石が突き出したような格好にする。あとは、大勢の力で石を直立させるのである。

ストーンヘンジの中心と、ヒール・ストーン(円環の入口に位置する石)を結ぶ線は、夏至の日の出の方向を向いている。
夏至と冬至の日の出、日の入りを観測することができることから、ストーンヘンジは、古代人の天文台だったのではないかとも考えられている。


ストーンヘンジへの交通 日本から直行便でロンドンまで12時間。ロンドンから鉄道で、ソールズベリーまで2時間。
ソールズベリーから車で30分。