11月 24 日 東京ラブストーリー 1991年 (平成3年) ドラマ傑作選
リカと完治は、華やかなスポーツメーカーに勤務している。
リカは完治が好きで積極的にアタックしている。だが、完治はリカのことをなんとも思っていない。
完治は、彼の高校の同級生で、東京で保育士をしているさとみに想いを寄せているからだ。
リカにとって、さとみは恋のライバルだった。さとみのことしか眼中にない完治に、リカは捨て身の誘惑を決行する。
ある日、完治は、会社の同僚とケンカして落ち込んでるリカを見かける。
そこでリカは完治に、自分を元気づける言葉をリクエストする。
釣られた完治は、ついつい言ってしまう。
完治「好きだ」 リカ「どのくらい?」
完治「(手を1メートルほど広げ)このぐらい」 リカ「そんなもん」
完治「(5メートルほど駆けて)こおーのくらい、好きだ」 リカ「嘘つきぃーっ!」
完治が苦笑いすると… リカ「ねえ、セックスしよ」
リカと完治は、付き合う前に関係を持ってしまうのであった。
恋愛の神様と言われる、柴門ふみ原作の大人気コミックのドラマ化。
「月9」の俗称を一般視聴者にまで浸透させたトレンディドラマの代表作。
月曜の夜はTVを見るため、街からOLが消えたという都市伝説を生んだ。
鈴木保奈美演じる勝ち気なヒロインのリカが、恋人だったカンチ(織田裕二)に
「セックスしよ」と明るく言い放つシーンは、今も語り継がれている。
ドラマの最終回は視聴率32.3%を記録。
小田和正の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」もミリオンセラーとなった。
(制作)フジテレビ(原作)柴門ふみ(脚本)坂元裕二
(配役)赤名リカ(鈴木保奈美)永尾完治(織田裕二)関口さとみ(有森也実)
三上健一(江口洋介)和賀夏樹(西岡徳馬)長崎尚子(千堂あきほ)
ラブ・ストーリーは突然に