デヴィッド・ニーヴン(David Niven)
生年月日 : 1910/03/01
出身地 : イギリス/ロンドン
没年 : 1983/07/29
1934年、クローデット・コルベール主演の「クレオパトラ」に奴隷役で出演して映画デビュー。
1935年、ハロルド・M・ヤング監督の「過去から来た男」で本格的にデビュー。
その後、持ち前のユーモアと英国紳士らしい気品に溢れた独特の魅力を発揮して
人気を得るようになり、「旅路 1958」で遂にアカデミー主演男優賞を獲得。
以後「ピンクの豹 1963」「007 カジノ・ロワイヤル 1967」他、数多くの映画に
出演したほか、テレビドラマでも活躍した。
代表作品
嵐が丘(Wuthering Heights)1939年(米) 英国ヨークシャーにある屋敷「嵐が丘」の当主が孤児を引き取り、ヒースクリフと名付ける。 彼と当主の娘キャシーは愛し合うようになるが、上流階級の男性エドガーが現れたことで、 ふたりの関係はヒースクリフの報復劇につながる悲恋へと転じてしまう。 身分の違う二人は、一度は激しく結ばれるのだが、キャシーは、計算づくで上流階級のエドガーと結婚。 裏切られたと思い込んだヒースクリフの憎悪たるや凄まじく、キャシーに復讐の矛先を向ける。 可愛さ余って憎さ百倍と言われるが、まさに憎しみは、愛の裏返しであるという事が伺える作品。 ローレンス・オリヴィエが執念深く陰湿な主人公ヒースクリフを熱演している。 また、キャシーの夫となるエドガーを若き日のデヴィッド・ニーヴンが演じている。 (監督)ウィリアム・ワイラー(William Wyler)(出演)マール・オベロン(Jean Simmons) ローレンス・オリヴィエ(Laurence Olivier)デヴィッド・ニーヴン(David Niven) |
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八十日間世界一周(Around the World in 80 Days)1956年(米)アカデミー最優秀作品賞 ビクトリア朝時代の英国。八十日間で世界一周ができるかどうか、賭けをしたフォッグ氏が旅に出た。 パリで気球を買って飛び立ち、スペインでは、召使いが闘牛に挑戦、インドでは、お姫様を救出。 日本の横浜へ上陸し、アメリカでは列車に乗っていると、インディアンから襲撃されてしまう。 波瀾万丈の旅を続ける英国紳士は、果たしてイギリスへ無事帰る事ができるのか? 1967年以前のハリウッド映画は、ハッピーエンドにする、という決まりがあったらしい。 だから、観客も見る前から、安心、期待して最後まで鑑賞することが出来た。 気球が飛び立つ時に流れる魅力的なテーマ曲は、アカデミー最優秀音楽賞を受賞。 (監督)マイケル・アンダーソン(Michael Anderson) (出演)デヴィッド・ニーヴン(David Niven)カンティンフラス(Cantinflas) (主題歌)「アラウンド・ザ・ワールド」ヴィクター・ヤング(Victor Young) |
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Around the World(Victor Young) | |||
悲しみよこんにちは(Bonjour Tristesse)1958年(米/英) セシール(セバーグ)はもうすぐ18歳。プレイボーイの父親と、その愛人エルザの三人で、リビエラにバカンスに 行った夏。後から彼らの仲間に加わった「大人の女」アンナ(カー)に、父親は首ったけ、結婚すると言いだした。 「母親」の威厳で、セシールの自由を束縛するアンナ。二人の仲を割こうと企んだセシールは…。 セシールは、父親とお揃いのシャツを着ている。しかも友達のように、父親を名前で呼んでいる。女性遍歴が激しい 父親を許すのは、自分が一番愛されている自負があるからだ。だがそんな父親に再婚相手の女性が現れ、セシールは、 嫉妬で落ち着かない夏を過ごすことになる。 ヒロインの父親レイモンに扮したデヴィッド・ニーヴンは、やもめで金持ちで女好きといった役どころを演じている。 (監督)オットー・プレミンジャー(Otto Preminger)(出演)デヴィッド・ニーヴン(David Niven) デボラ・カー(Deborah Kerr)ジーン・セバーグ(Jean Seberg)ミレーヌ・ドモンジョ(Mylene Demongeot) |
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クレオパトラ(Cleopatra)1934年
戦艦バウンティ号の叛乱(Mutiny on the Bounty)1935年
生活への道(Splendor)1935年
過去から来た男(Without Regret)1935年
ローズ・マリイ(Rose-Marie)1936年
孔雀夫人(Dodsworth)1936年
進め龍騎兵(The Charge of the Light Brigade)1936年
市街戦(Beloved Enemy)1936年
ゼンダ城の虜(The Prisoner of Zenda)1937年
素晴らしき接吻(Dinner at the Ritz)1937年
青髭八人目の妻(Bluebeard's Eighth Wife)1938年
四人の復讐(Four Men and a Prayer)1938年
突撃爆撃隊(The Dawn Patrol)1938年
嵐が丘(Wuthering Heights)1939年
ママは独身(Bachelor Mother)1939年
暁の討伐隊(The Real Glory)1939年
永遠に貴方を(Eternally Yours)1939年
犯人は誰だ(Raffles)1939年
スピットファイアー(The First of the Few)1942年
最後の突撃(The Way Ahead)1944年
天国への階段(A Matter of Life and Death)1946年
アメリカの恋人(Magnificent Doll)1946年
いのち短かし(The Other Love)1947年
気まぐれ天使(The Bishop's Wife)1947年
魅惑(Enchantment)1948年
怪傑紅はこべ(The Elusive Pimpernel)1950年
銀の靴(Happy Go Lovely)1950年
恋の手ほどき(The Lady Says No)1951年
月蒼くして(The Moon Is Blue)1953年
陽気のせいデス(The Birds and the Bees)1956年
八十日間世界一周(Around the World in Eighty Days)1956年
潮風のいたづら(The Little Hut)1957年
いとしの殿方(My Man Godfrey)1957年
悲しみよこんにちは(Bonjour tristesse)1958年
旅路(Separate Tables)1958年(アカデミー主演男優賞)
恋の売り込み作戦(Ask Any Girl)1959年
ママは腕まくり(Please Don't Eat the Daisies)1960年
ナバロンの要塞(The Guns of Navarone)1961年
好敵手(The Best of Enemies)1961年
暗黒の銃弾(Guns of Darkness)1962年
北京の55日(55 Days at Peking)1963年
ピンクの豹(The Pink Panther)1963年
寝室ものがたり(Bedtime Story)1964年
スパイがいっぱい(Where the Spies Are)1965年
レディL(LAdy L)1965年
007 カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)1967年
天使のいたずら(Prudence and the Pill)1968年
素敵な年頃(The Impossible Years)1968年
大頭脳(le Cerveau)1969年
MR.バンピラ/眠れる棺の美女(Vampira)1975年
太陽にかける橋/ペーパー・タイガー(Paper Tiger)1975年
名探偵登場(Murder by Death)1976年
キャンドルシュー/セント・エドモンドの秘宝(Candleshoe)1977年
ナイル殺人事件(Death on the Nile)1978年
オフサイド7(Escape to Athena)1979年
ラフ・カット(Rough Cut)1979年
シーウルフ(The Sea Wolves)1980年
トレイル・オブ・ザ・ピンクパンサー(Trail of the Pink Panther)1982年
コート・ダ・ジュール・ドリーム(Better Late Than Never)1982年
ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ(Curse of the Pink Panther)1983年