4月1日     歌謡曲の歴史  (90年代 J-Po P)  90年代以前
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1990年代に入って、新たなスター歌手が続々と現れた。

一つは小室哲哉ファミリーとその後継者「つんく♂」グループ。
一つは1980年代後半から90年代初頭にかけて力を蓄え、90年代の音楽シーンをリードしたグループ。

小室哲哉は、1984年、小室自身のバンド「TMネットワーク」のキーボードとしてデビュー。
1995年、KEIKO、マーク・パンサーと「globe」を結成、「DEPARTURES」「FACE」など次々とヒット。

その後、安室奈美恵、華原朋美、篠原涼子、TRFら数多くのアーティストのプロデュースを手掛け、音楽プロデューサーとしての地位を確立した。

小室交代の時期に頭角を表わしたのが関西出身の歌謡曲風ロックバンド「シャ乱Q」の詞と曲をつくっていた「つんく♂」である。
1995年、「ズルい女」で全日本有線放送大賞を受賞。

1997年には、「モーニング娘。」のプロデュースをきっかけに「タンポポ」「プッチモニ」「ミニモニ。」「松浦亜弥」「藤本美貴」「TOKIO」「浜崎あゆみ」「ココナッツ娘。」他、「プロデューサーつんく♂」として日本の音楽界をリード。

その後も、映画、ミュージカル、コンサート、TV制作等、エンターテイメントプロデューサーとしての手腕を存分に発揮した。

後者の代表的なアーティストはB'z、TUBE、ドリカムZARD、T−BOLAN、WANDS、BBクイーンズ等々、その音楽性はもちろん、音楽業界への関わりかたが、それまでのミュージシャンと決定的に違っていた。

彼らは、テレビ雑誌等メディアへの露出を極力抑えて、ひたすら楽曲製作のみに専念したのである。

そして、作詞作曲に関しては一部例外を除き、高度の音楽センスを有した専門家に一括して行わせた。
このことにより、彼らアーティストの楽曲を常に高水準を保つことに成功する。

彼らの高い完成度を誇る楽曲は、ドラマや人気アニメ、CMなどへの徹底したタイアップ戦略により、人々の耳に否が応でも入り、そして絶大な支持を得、すさまじいまでのCD売上げを記録したのである。

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                        2000年代 J-POP