12月30日 ウィーン
(Wien)
名門
ハプスブルク
の遺産と音楽の都ウイーン。
リンク(環状通り)に囲まれた旧市街の周囲4Kmにわたって赤い路面電車(トラム)が
ゆっくりしたテンポで走っています。
落ち着いた風情のシェーンブルン宮殿 (Schoenbrunn)
宮殿内部にはウィーンの征服者
ナポレオン
が執務室として利用した「ナポレオンの部屋」や
モーツアルト
が
マリア・テレジア
にピアノを演奏した「鏡の間」などがあります。
ベルヴェデーレ宮殿 (Belvedele)
「ベルヴェデーレ」はイタリア語で「美しい眺め」という意味。
対トルコ戦争のオイゲン公が夏の離宮として築いた華麗な宮殿。
クリムトなどの名画を有する19・20世紀オーストリア絵画館があります。
楽友協会ホール (Musikverein)
ニューイヤーコンサートでは、シェーンブルン宮殿やウィーン市街中心にある
宮殿のフロアーで10人ほどの男女によるバレエが行なわれます。
シュトラウス
の曲にあわせ、すばらしい
ワルツ
、ポルカがつぎつぎと展開されます。
ウィーンへの交通 日本から直行便で約12時間。
空港からタクシーで市内まで約30分。
Kaizer Waltz(Johann Strauss II)
シェーンブルン宮殿 (Schoenbrunn)
1693年、ハプスブルク家の離宮として建てられたシェーンブルン宮殿。
その後、女帝マリア・テレジアが現在の「マリア・テレジア・イエロー」
と呼ばれる上品なバロック様式に改築しました。
その娘マリー・アントワネットも14歳までここで過ごしています。
ちなみに現在、この宮殿の3階、4階は、賃貸住宅として貸し出しされています。
空いていれば一般人でも借りられるという。
家賃は、2LDKタイプで400ユーロ。日本円で約49,000円。
ウィーン市はこの家賃で、宮殿の修復、維持管理をしているという。
世界遺産の豪邸に住めるとあって、海外からも注目を集めています。
しかも地下鉄シェーンブルン駅から徒歩5分という便利な立地にあります。
ただ、庭が広すぎて、部屋から宮殿の門に辿りつくまでかなりの時間がかかりそう。
毎日、電車に乗り遅れないように早起きしなければなりませんね。(笑)