10月17日    風と共に去りぬ   (Gone With the Wind)   1939年 (昭和14年)
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舞台は1861年、南北戦争勃発前夜のアメリカ・ジョージア。

大農園主の娘スカーレットは16歳。
その輝くような若さと美しさで、言い寄る男には事欠かなかった。

だが想いを寄せていたアシュレーが、彼の従妹と婚約したことを知る。
彼女は、自分の愛を告白して、彼に結婚を諦めさせようとするが…。


原作は、マーガレット・ミッチェルの小説。
題名は、古き良き南部の文化が、戦争とともに消え去ったことを意味する。

南北戦争は、黒人解放を掲げて戦われた戦争というイメージが強い。

だがそれは一面であり、南部の農業地帯に脈々と流れる開拓精神や
家族の絆を大切にする伝統を守るために戦った戦争でもあった。

南北戦争により、家族は崩壊し、肥沃だった南部の街は焦土と化した。
作者は、滅んでしまった南部の文化を愛惜して、この小説を書いたのだ。

そして悲惨な戦争に翻弄されながらも、大輪のロマンスの花を咲かせようとする
ヒロインの精神的な成長を描いた大河小説が生まれた。

「風と共に去りぬ」が発表されたのは、1936年。物語の壮大な構想と
その歴史的価値から、この作品は同年ピュリッツァー賞を受賞した。


風と共に去りぬ (Gone With the Wind) 1939年(米、MGM)1952年日本公開
監督:ヴィクター・フレミング (Victor Fleming)  原作:マーガレット・ミッチェル (Margaret Mitchell)

出演:ヴィヴィアン・リー (Vivien Leigh) スカーレット・オハラ、クラーク・ゲーブル (Clark Gable) レット・バトラー
1939年、第12回アカデミー受賞

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