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  ことわざ一覧

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海内存知己,天涯若比邻 hǎi nèi cún zhī jǐ,tiān yá ruò bǐ lín 海内(かいだい)知己を存し、天涯も比隣(ひりん)の若し。この世界はどこにでも友人がいるものであり、そう思えば、天の果てのようなところさえ、隣のようなものだ。海内(四海の内)(王勃 送杜少府之任蜀州詩)
海水不可斗量 hǎi shuǐ bù kě dǒu liáng 海水は枡では量れない。外見だけで評価してはいけない。(他相貌平常,但要知道海水不可斗量,他可是个棋艺超群的人。彼は見た目はごく普通だが、人は見かけによらないもので、実は囲碁の達人だ)
孩子是无价之宝 hái zi shì wú jià zhī bǎo 子に過ぎたる宝なし。
韩信将兵,多多益善 hán xìn jiàng bīng,duō duō yì shàn 韓信、兵を率いるに多ければ多いほどよし。将(率いる)(上问曰:如我能将几何?信曰:陛下不过能将十万。上曰:于君何如?曰:臣多多而益善耳。 あるとき、漢の高祖・劉邦は韓信に問うた。「もし予が、兵を率いるとすれば、どれぐらいの兵士を率いることができるか?」これに対して韓信は「陛下が率いることのできる兵士は、せいぜい十万人ほどでございましょう」と答えた。劉邦はまた「では、お前はどれぐらいの兵を率いることができるのか?」と問うた。すると、韓信は答えた。「多ければ、多いほどよろしゅうございます」)(史记 淮阴侯列伝)
汉贼不两立 hàn zéi bù liǎng lì 紳士と泥棒は共存できない。 二人の敵は同じ空の下で生きられない。
行行出状元 háng háng chū zhuàng yuán どこの分野でも卓越した人がいる。 行行(各業種)状元(科挙の合格者、優れた人材)
毫不利己,专门利人 háo bú lì jǐ,zhuān mén lì rén 少しも自分の利益を計らず、専ら人のために尽くす。利他主義。
好汉不吃眼前亏 hǎo hàn bù chī yǎn qián kuī 好漢はみすみす損なことはしない、好漢は状況が不利であれば無理押ししない。
好汉不提当年勇 hǎo hàn bù tí dāng nián yǒng 好漢昔日の武勇を語らず、昔の事を持ち出して自慢しない。
好汉作事好汉当 hǎo hàn zuò shì hǎo hàn dāng 好漢が事を作(な)し、好漢がそれに当たる。自分でやったことは自分で責任を負う。
好话说尽,坏事干绝 hǎo huà shuō jìn,huài shì gàn jué 美辞麗句をやたらに並べ立てながら悪いことを存分にやる、善人面をして悪事を存分にやる。
好坏兼容、有度量 hǎo huài jiān róng、yǒu dù liàng 清濁併せ呑む(度量が大きい)
好了疮疤忘了疼 hǎo le chuāng bā wàng le téng 傷がいえると痛みを忘れる、喉元過ぎれば熱さを忘れる。
好事不出门,恶事传千里 hǎo shì bù chū mén,è shì chuán qiān lǐ 好事魔多し。よいことにはとかく邪魔が入りやすい。悪事千里を走る。
好事不宜迟 hǎo shì bù yí chí 善は急げ。(他失血过多,好事不宜迟,赶快送他上医院。彼は出血多量だ、一刻も早く病院へ運べ)
好死不如癞活着 hǎo sǐ bù rú lài huó zhe 死ぬよりみじめでも生きているほうがよい。死んで花実が咲くものか。命あっての物種。(好死不如癞活着。生命只有一条,不象小草似的,可以死而复生。我是祖父的孙子,父母的儿子,大哥的弟弟,不能抛弃了他们,使他们流泪哭嚎。潔く死ぬよりは、臆病でも生きていたほうがよい、人の命はただ一つで、雑草のように、枯れてもまた生えるものでもない。自分は祖父の孫であり、両親の息子であり、長兄の弟である。彼らを見捨て、彼らを泣き叫ばせてはならぬ)(老舎 四世同堂 第二部二十章)
毫无根据 háo wú gēn jù 根も葉もない。(毫无根据的传言。根も葉もないうわさ)
好鞋不踩臭狗屎 hǎo xié bù cǎi chòu gǒu shǐ いい靴で犬の糞を踏まない。まともな人は、低俗な人間と争ったりしない。金持喧嘩せず。(坏人尽管摇头摆尾的得意,好人还得作好人!咱们得忍着点,不必多得罪人,好鞋不踩臭狗屎,你明白我的话吧? 悪人どもがいくら威張り散らそうと、我々善人はやはりまともでいなけりゃならない、我慢しなくちゃいけないんだよ。人に恨まれることは避けることだ、いい靴で犬の糞を踏まないようにな。わしの言うこと、分かるだろう)(老舎 四世同堂 第一部七章)
好心没好报 hǎo xīn méi hǎo bào 親切があだになる。好意がかえって誤解される。(我劝他保重身体,他反倒说我多管闲事,真是好心没好报。体を大事にするよう忠告したところ、かえって余計なお世話だと言われ、親切があだになるとはこのことだ)
好心做了驴肝肺 hǎo xīn zuò le lǘ gān fèi よかれと思ってやったのにないがしろにされる。驴肝肺(ロバの肝。無価値なもの)(我这一片好心,反而被对方做了驴肝肺。私の善意がかえって相手の逆恨みを招いてしまった)
耗子才知耗子路 hào zi cái zhī hào zi lù 蛇の道はへび。(同類のすることは、すぐわかる)
河海不择细流 hé hǎi bù zé xì liú 河海は細流を択(えら)ばず。(大人物は人の意見をよく聞き、分け隔てなく人を受け入れる)(泰山不让土壤,故能成其大,河海不择细流,故能就其深。泰山は土壤を譲らず、故に能く其の大を成す、河海は細流を択ばず、故に能く其の深きを就(な)す)
何乐而不为 hé lè ér bù wéi 何ぞ歓びて為さざるや。どうして喜んでしないことがあろうか、もちろん喜んでする。(节约对社会对自己都有好处,咱们何乐而不为呢。節約は社会にも自分にもよいのだから、我々がそうしない理由はないだろう)
鹤立鸡群 hè lì jī qún はきだめに鶴。際立って優れている。(在曼彻斯特高中里她在女孩子们中鹤立鸡群。マンチェスター高校の女子学生の中で彼女は唯一際立って優れている)
河水不洗船 hé shuǐ bù xǐ chuán 無関係なことや無事なこと(不相干或相安无事)你还问声大姐姐去,我落得河水不洗船(金瓶梅第十六回)やはり姉さんに聞いてごらんよ。あたしは川の水は船を洗わずで、無関係な立場なんだから。
和其光,同其尘 hé qí guāng,tóng qí chén 其の光を和し、其の塵に同ず。和光同塵。人生を歩むときは、鋭いところは弱め、才能はぼかし、人々と合わせるのがよい。(老子)
何其相似乃尔 hé qí xiāng sì nǎi ěr 何ぞその相似ることかくの如しか。何故これほど似ているのか。 乃尔(如此)(十二个嗓门一齐在愤怒地狂叫着,他们何其相似乃尔!彼ら十二人は、一斉に怒りの叫び声を挙げたが、よくも揃いも揃った声であることか)
和气致祥 hé qì zhì xiáng 和(なごや)かな気は祥(さいはひ)を致(まね)く。わきちしょう。笑う門に福来たる。(和气致祥,我想一直这样。気持ちが穏やかだと自然に幸せになる、いつもこうありたいものだ)
喝水不忘掘井人 hē shuǐ bù wàng jué jǐng rén 水を飲む時に井戸を掘った人を忘れてはならない、幸福を享受する者は幸福の礎を築いた人を忘れてはならない。
恨铁不成钢 hèn tiě bù chéng gāng ますます良かれと望む。進歩の遅いことを焦る(对所期望的人不求长进而表示焦急不满)我经常说他,骂他,也不过是恨铁不成钢的意思(紅楼夢 第九十六回)私はしょっちゅう彼に説教をし、叱っているが、それもこれもよかれと思ってのことだ。
黑云压城城欲摧 hēi yún yā chéng chéng yù cuī 黒雲、城を圧し、城摧(くだ)けんと欲す。黒雲が城壁にかぶさり壊れようとしている。反動勢力がたけり狂って緊張した状況である。
恨铁不成钢 hèn tiě bù chéng gāng 鉄がはがねにならぬことを悔やむ。能力があるのにそれを十分発揮できず残念に思う。(他批评你,是恨铁不成钢,希望你更进步。彼が君を批判したのは、君がもっと進歩するのを望むからであり、いわば鉄が鋼にならないのを残念に思うようなものだ)
横挑鼻子竖挑眼 héng tiāo bí zi shù tiāo yǎn あら捜しをする。縦の鼻を横、横の目を縦と咎めだてする。(对这个厂的新产品,大家七嘴八舌,横挑鼻子竖挑眼。工場の新製品に対して、皆はああだこうだと言い、粗探しをして、わざと文句をつける)
后悔莫及 hòu huǐ mò jí 後悔先に立たず。(已过去的事后悔莫及。すんだことを悔やんでも取り返しはつかない)
后来者居上 hòu lái zhě jū shàng 後の雁が先になる。後から来た者が上位を占める。(陛下用群臣,如积薪耳,后来者居上。陛下の群臣を用ふるは、薪を積むが如し、後から来りし者、上を占めん)(史記 汲鄭列伝)
后浪推前浪 hòu làng tuī qián làng 後の波が前の波を押していく。後のものが前のものを促して、物事がたえず前進する。(长江后浪推前浪,世上新人换旧人。長江の波が前の波を押し進めるように、世の中は絶え間なく変化し、新しい世代が古い世代に取って代わる)
后生可畏 hòu shēng kě wèi 後生畏るべし。(若者は、貴ぶべきものである。勉強と努力によって、将来どんな大きな仕事をするかわからないからだ)(論語)
后下手遭殃 hòu xià shǒu zāo yāng 先手を打てば勝ち、後手になればやられる。(自古以来都是先下手为强,后下手遭殃,黄河三姑当然知道,所以他们出手了。古来より先手必勝を知るがゆえに黄河三仙姑は手を下したのだ)(封神演義 五十回)
虎而冠 hǔ ér guàn 虎にして冠(かんむり)す。服装を整えてはいるが、虎のように猛悪である。(齐王母家、驷钧恶戻、虎而冠者也。斉王の母方の伯父・駟鈞(しきん)は、衣冠を着けてはいるが、虎のように残虐な男だ)(史記 斉悼恵王世家)
虎口拔牙,龙嘴掏珠,饮鸩止渴 hǔ kǒu bá yá lóng zuǐ tāo zhū yǐn zhèn zhǐ kě, あぶない橋を渡る。(虎口から牙を抜き、竜口から珠を抜き、鴆の羽を浸した毒酒を飲んで渇きをいやす)
狐狸精 hú li jīng キツネのお化け。男を誘惑するあだっぽい悪女。(芳官竟是个狐狸精变的,就是会拘神遣将的符咒也没有这么快。芳官はまるで、人をたばかる狐のような女だな、神兵神将の神通力も、これほど早くはあるまい)(紅楼夢 六十四回)
虎视眈眈 hǔ shì dān dān 鵜の目鷹の目。(他们虎视鹰暽,专等机会下手。彼らは虎視眈々と、手を下す機会をじっと狙っている)
呼之即来,挥之即去 hū zhī jí lái,huī zhī jí qù 之を呼べば即ち来たり、之を揮(ふる)はば即ち去る。呼ぶとすぐに来て、手を振るとすぐに去る。何でも人の言いなりになる。(解放前,地主对他们的佃户们常常是呼之即来,挥之即去。解放前、地主は小作人たちに対して、常に思いのままであった)
化干戈为玉帛 huà gān gē wéi yù bó 戦争をやめて親善を図る。玉帛(玉器と絹織物。旧時、国際間の贈答品とした)(三五口子打手,经调人东说西说,便都喝碗茶,吃碗烂肉面,就可以化干戈为玉帛了。三四十人の用心棒は、仲裁人にあれこれ口説かれて、皆で茶を飲み、肉うどんを食べたりした、それでいざこざの決着はついてしまった)
画虎不成反类狗 huà hǔ bù chéng fǎn lèi gǒu 虎を描きて成らず、反(かへ)りて犬に類(に)る。大きな事業をしようとして成功せず物笑いの種を残す。(我不反对你摹拟古人的文章体裁,但担心画虎不成反类狗。君が古人の文章スタイルをまねるのに反対はしないが、かえってもの笑いになるのではないかと心配だ)
滑天下之大稽 huá tiān xià zhī dà jī 言動・事柄などが笑止千万である、噴き出したくなるほど滑稽である。(你居然说出这样泄气的话来,真是滑天下之大稽。君が事もあろうにそんな意気地のないことを口に出すなんて、実に笑止千万だ)
换汤不换药 huàn tāng bú huàn yào 湯(たう)を換へて薬(やく)を換へず。煎じる水は換えても薬は換えない。形式は変わっても中身は変わらない。(新提案和过去的提案相比,是换汤不换药,两者并没有本质的差别。新議案を前議案と比べると、形は変わっていても本質的な違いはない)
惶惶不可终日 huáng huáng bù kě zhōng rì びくびくして一日として安らかに日を送れない。(数以千计的恐怖主义分子受到正义的制裁,被被宣判死刑,惶惶不可终日。何千人ものテロリストが正義の裁きによって死刑を宣告され、戦々恐々の日々を過ごしている)
黄粱梦 huáng liáng mèng 黄粱一炊の夢。栄枯盛衰も、ほんのひとときの夢のように、はかないものである。黄粱(黍きびの炊き込みご飯)(青年卢生在邯郸客店中遇见一个道士吕翁。卢生自叹穷困,道士借给他一只青瓷枕,要他枕着睡觉。这时店家正煮黄粱。卢已进入梦乡,享尽荣华富贵,一觉醒来,黄粱还没有熟。卢生急切起来,说:“难道那是个梦吗?” 道士对卢生说:“人生所经历的,不过如此啊”。 盧生(ろせい)という若者が、趙の邯鄲(かんたん)の宿屋で、呂翁という道士に出会った。困窮していると嘆く盧生に、道士は青磁の枕を貸して、枕をして寝なさいと言った。その頃、宿屋では炊き込みご飯が炊かれていた。盧生はそのまま眠りに落ち、夢の中で立身出世を果たし、生涯栄華を極めた。目を覚ますと、宿屋の炊き込みご飯がまだ熟していなかった。盧生は跳び起きると言った。「夢だったのか!」すると道士が盧生に向かって言った。「人の一生の出来事とはこんなものじゃ」)(沈既済 枕中記)
挥泪斩马谡  huī lèi zhǎn mǎ sù  泣いて馬謖(ばしょく)を斬る。私情を捨て、涙をのんで処分する。(諸葛亮は、魏と決戦するにあたり、腹心の部下、馬謖を先陣に抜擢した。だが街亭の戦いで、馬謖は功を焦り、独断で軍を進め、ために蜀軍は大敗を喫した。諸葛亮は、馬謖の命令違反の責任を問い、これを斬ってその罪を正した)(亮与魏将张邰战于街亭,为邰所破,士卒离散。亮进无所据,退军还汉中。谡下狱物故,亮为之流涕。諸葛亮、魏の将、張郃と街亭に戦ふ、蜀、張郃の為に破れる所となり、士卒離散す。諸葛亮、進むに据(よ)る所無く、軍を退きて漢中に還(かへ)る。馬謖、獄に下り物故す。諸葛亮、之が為に流涕(りゅうてい)す)(三国志 蜀志 馬良馬謖伝)  
会买的不如会卖的 huì mǎi de bù rú huì mài de 買い上手も売り上手にはかなわない。
祸不单行 huò bù dān xíng 弱り目に祟り目。不幸は重ねてやって来る。(又是雨淋,又是自行车放炮,真是祸不单行。雨には降られるし、自転車もパンクしてしまい、ほんとうに踏んだり蹴ったりだ)
祸从口出 huò cóng kǒu chū 口は災いの元。雉子も鳴かずば打たれまい。(病从口入,祸从口出。病は口より入り、災いは口より出づる)
活到老,学到老 huó dào lǎo,xué dào lǎo 生きて行く限り学び続ける、学問は死ぬまで続けるものでこれで終わりということはない。
祸福无门,唯人所招 huò fú wú mén,wéi rén suǒ zhāo 禍福に門無し、唯だ人の招く所なり。禍福は決まった入り口があるわけではなく、本人の心がけ次第で不幸にも幸福にもなる。(春秋左氏伝 襄公二十三)
祸莫大于不知足 huò mò dà yú bù zhī zú。 禍は足るを知らざるよりも大なるはなし。世に禍いは多々ある。しかし、足ることを知らない禍いほど大きなものはない。(老子)
祸莫大于求福 huò mò dà yú qiú fú 不幸のないことが幸せであり、幸せを手に入れようとする行為が禍いである。(呻吟語)
祸兮福所倚,福兮祸所伏 huò xī fú suǒ yǐ,fú xī huò suǒ fú 災いは福のよりどころ、福は災いの伏するところ。禍には福が隠れており、福には禍が隠れている。禍福は糾える縄のごとし。(老子)