美女と野獣(La Belle et la Bete)1946年(仏) 三人の娘をもつ商人は、旅の途中、道に迷い古城にたどりつく。庭園のバラを娘の土産にと摘んだ彼は、 城の主である野獣に殺されそうになる。しかし、商人の末娘ベルが父の身代わりとなることで決着。 野獣とベルは、古城で暮らすことになるが…。 ベルに恋する青年アブナンが、野獣を殺し、城の財宝を奪おうとするが、失敗して死に、その瞬間、 ベルに介抱されている野獣が王子の姿になり、アブナンは野獣の姿になるという結末である。 その後、ディズニーが1991年、アニメ化、さらに2017年、それを実写化しているが、野獣とベルの ダンスシーンが登場するなど、それぞれ多くの脚色が加えられている。 だが「肝心なのは内面」と語りかけてくる主要なテーマは、いずれの作品も共通している。 (監督)ジャン・コクトー(Jean Cocteau) (出演)ジャン・マレー(Jean Marais)ジョゼット・デイ(Josette Day) |