| 6月28日 タイムカプセル(11)昭和40年 (1965年) タイム・カプセル |

この年、米軍の北ベトナム爆撃開始、 アメリカの本格介入が始まった。

ブ佐竹)Yesterdy(The Beatles)The Sound of Silence (Simon & Garfunkel)
(テレビ)NHK大河ドラマ「太閤記」(緒形拳、高橋幸治、藤村志保、石坂浩二)NHK朝の連続テレビ小説「たまゆら」(笠智衆、加藤道子、佐竹明夫)NHK「スタジオ102」(野村泰治)NHK「人形佐七捕物帳」(松方弘樹、小林千登勢、渥美清)NTV「11PM」(大橋巨泉、藤本義一)NTV「エド・サリヴァン・ショー」

(スポーツ)プロ野球第1回ドラフト会議開かれる。「シンザン」有馬記念で優勝し、史上初の五冠馬に
(物故)ウィンストン・チャーチル、ナット・キング・コール、江戸川乱歩、谷崎潤一郎、池田勇人、山田耕筰 ![]() |
卒業(The Graduate)1967年(米) 将来を嘱望されたベン(ホフマン)は、父親の仕事上のパートナー、ミセス・ロビンソンと不倫してしまう。 ところが彼は、彼女の娘エレンを好きになる。彼はエレンに、母親との情事を思い切って打ち明けたのだが、 エレンへの愛は、更につのるばかりだった。 本作が公開された1967年は、ベトナム戦争が泥沼化し、国内外で反戦運動が大きな高まりとなっていた時期である。 その中で本作は、式場から花嫁を奪う衝撃的なシーンが話題になった。主人公ベンは、結婚式に殴り込みをかけ、 花嫁の父親や列席者を殴り倒し、止めようと駆け寄った人たちに、教会の大きな木の十字架を振り回す。 そして彼は花嫁を奪い取り、家族と新郎を置き去りにして教会から逃げ出してしまうのである。だがこの主人公の 人物設定は、アメリカの国家そのものを暗示している。彼の行為は非道そのもので、全く正義というものがない。 正に戦争には正義がなかったように。無軌道な若者の姿を通じて、現体制を痛烈に風刺した反戦映画の傑作である。 (監督)マイク・ニコルズ(Mike Nichols)(出演)ダスティン・ホフマン(Dustin Hoffman) アン・バンクロフト(Anne Bancroft)キャサリン・ロス(Katharine Ross) |
| サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)1965年(米)アカデミー最優秀作品賞 第二次大戦直前のオーストリア。修道院の見習い修道女マリア(アンドリュース)は、 妻を亡くしたトラップ大佐の子供たちの世話をするため、家庭教師として雇われる。 子供たちに歌う歓びを教えてなつかれたマリアは、大佐との恋も芽生えて結婚する。 だがオーストリアは、やがて戦火に巻き込まれ、大佐のもとにナチスから召集令状が…。 ナチスに忠誠を誓うことを拒む大佐は、亡命を決意。ザルツブルク音楽祭に家族で出演、 それを隠れ蓑にして、亡命先のスイスに向けて逃避行を開始する。 本作が公開された1965年は、ベトナム戦争の介入が、アメリカによる「侵略」として、世界各地で反戦 運動が激化した年だった。本作は、そうした反戦運動の大きな高まりを受け、自由と平和を求めて脱出 していくトラップ一家の強い信念と家族の絆を描いた傑作として、人々に大きな感銘を与えたのである。 (監督)ロバート・ワイズ(Robert Wise)(出演)ジュリー・アンドリュース(Julie Andrews) クリストファー・プラマー(Christopher Plummer) |



そんなある日、浩三はかつ枝を誘い、外に出た。そしてそこで求婚する。
気丈に生きようとする彼女だが、やはり花柳界の女の定めのように




