6月27日   タイムカプセル(10)昭和39年 (1964年)  タイム・カプセル
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この年、第18回オリンピック東京大会が開幕した。参加94ヶ国、選手5,541人。

東京オリンピック開幕に合わせ、首都圏の交通網やホテル施設など急激に拡張した。


(映画)第37回アカデミー賞 「マイ・フェア・レディ」(オードリー・ヘップバーン、レックス・ハリスン)

「ローマ帝国の滅亡」「007/危機一発」「シェルブールの雨傘」「メリーポピンズ」「ブーベの恋人」「かくも長き不在

松竹「道場破り」(長門勇丹波哲郎岩下志麻倍賞千恵子)松竹「三匹の侍」(丹波哲郎、平幹二朗、長門勇)日活「愛と死をみつめて」(吉永小百合浜田光夫

日活「赤い殺意」(西村晃、春川ますみ)東映「越後つついし親不知」(三国連太郎)東映「隠密剣士」(大瀬康一、藤純子、牧冬吉、天津敏、品川隆二)東宝「乱れる」(高峰秀子、加山雄三、浜美枝)東宝「モスラ対ゴジラ」(宝田明星由里子伊藤エミ伊藤ユミ


(音楽)第6回レコード大賞「愛と死をみつめて」 青山和子

君だけを(西郷輝彦)、幸せなら手をたたこう(坂本九)、お座敷小唄(和田弘とマヒナスターズ)、サン・トワ・マミー(越路吹雪)、夜明けのうた(岸洋子)、ウナセラディ東京(ザ・ピーナッツ/マヒナ・スターズ)、アンコ椿は恋の花(都はるみ)、イパネマの娘(アストラッド・ジルベルト) I Want To Hold Your Hand (The Beatles)
Yesterdy(The Beatles)

(テレビ)NHK大河ドラマ「赤穂浪士」(長谷川一夫山田五十鈴志村喬淡島千景)NHK連続テレビ小説「うず潮」NHK「ひょっこりひょうたん島」NET「風のフジ丸」NET「木島則夫モーニングショー」NET「題名のない音楽会」(黛敏郎)

NET「ダイビングクイズ」(千葉信男)NET「徳川家康」NET「少年忍者風のフジ丸」TBS「袋を渡せば」(山内明、香川京子)TBS「愛と死をみつめて」(大空真弓、山本学)TBS「七人の孫」(森繁久彌月丘夢路高橋幸治いしだあゆみ

TBS「逃亡者」TBS「トムとジェリー」フジ「ミュージックフェア64」フジ「忍者部隊月光」(水木襄) (小宮山清)フジ「0戦はやと」(北條美智留)TBS「ビッグX」(太田淑子)




                                               




(スポーツ)09/23王貞治(巨人)、55本のホームラン日本新記録。長嶋とならびON砲といわれる。11/15シンザン、三冠馬(皐月賞、ダービー、菊花賞)となる。

(流行語)おれについてこい、ウルトラC、東洋の魔女、シェー、みゆき族。

(社会)05/28パレスチナ解放機構(PLO)設立。06/01新三菱重工・三菱日本重工・三菱造船、合併して三菱重工業発足。06/16新潟地震M7.5、死者26名。08/02米国務省、北ベトナムが米駆逐艦を攻撃と発表(トンキン湾事件)。09/17羽田−浜松町モノレール開通。10/01東海道新幹線開業。10/10第18回オリンピック東京大会開催(参加国・地域94、〜10.24)

10/14キング牧師にノーベル平和賞。10/15ソ連、フルシチョフ第1書記兼首相を解任(第1書記にブレジネフ、首相にコスイギン就任)。10/16中国、初の原爆実験に成功。11/03民主党の現職ジョンソン、米大統領に当選。11/09池田内閣総辞職、佐藤内閣成立。前内閣の閣僚を引き継く。11/17公明党結成。12/12ケニア、英自治領から独立、共和国宣言。

(物故)ダグラス・マッカーサー 、佐田啓二

(物価)お米5キロ118円。映画館221円。公務員初任給19100円。一般労働者平均給与27200円。

(その他)大原麗子(18)「幸福試験」(NHK)でデビュー。山本陽子(22)日活「拳銃の歌」でデビュー。岡崎友紀(11)ミュージカル「アニーよ銃をとれ」でデビュー。美空ひばり(27)小林旭(26)と離婚。美空ひばり離婚記者会見に山口組組長が同席。

銀座「みゆき通り」に大きな紙袋を手にしたアイビールックの若者が集まるようになり「みゆき族」と呼ばれた。
クリネックスティッシュ。平凡パンチ。日本武道館完成。スモン病。「オバケのQ太郎」(少年サンデー)「サイボーグ009」(少年キング)「カムイ伝」(ガロ)秘密探偵JA(少年キング)「忍者ハットリくん」(少年)

「丸出だめ夫」(少年マガジン)かっぱえびせん。ワンカップ大関。クリネックスティシュー。「アリナミン」飲んでますか(三船敏郎)「リポビタンD」ファイトで行こう(王貞治)「SBカレー」インド人もビックリ。興和「コルゲンコーワ」おめえ,へそねえじゃねぇか


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                                        Yesterday(The Beatles) 






美空ひばり離婚記者会見に山口組組長が同席。


1964年(昭和39年)6月25日、小林旭と離婚した美空ひばりの記者会見が行われ、

会見には、山口組三代目、田岡一雄組長が同席した。


山口組は自ら芸能事務所「神戸芸能社」を経営し、シノギを得ていた。
美空ひばりは、神戸芸能社の専属歌手であった。


当時の芸能界は、いわゆる暴力団とズブズブの関係にあったのだが、
それがマスコミに取りざたされることはなかった。



実際に、美空は同年の紅白歌合戦でも、通常通りトリをつとめている。

この時代は、芸能人や歌手の離婚の記者会見に暴力団員が同席してもまったく問題がない時代だったのである。










     



東京オリンピック


1964年10月10日、東京オリンピックが開幕、女子バレーとマラソンに人気が集まり、
日本中がテレビの前に釘付けになった。


開催国日本は、お家芸の柔道や、レスリング、体操、バレーボールなどで
史上最多の16個の金メダルを獲得、その活躍に日本中が湧いた。


同時に、目の前で繰り広げられる海外の超一流のプレーヤーに酔いしれた。

女子体操のチャスラフスカ、柔道のヘーシンク、マラソンのアベベなど、
名場面、名勝負が次々に思い出されてくる。


東京オリンピックをきっかけに、東京の風景はすっかり変わってしまった。

9月17日東京モノレール、10月1日東海道新幹線「ひかり」が開通。


開催に向けて、国立代々木競技場、日本武道館、首都高速、地下鉄、ホテルなど
建設ラッシュが続いていた。

アジア初のオリンピックの成功は、同時に日本の戦後の復興を内外に強くアピールしたのである。











(左から)高橋幸治(孫1)水島道太郎(英子の夫)島かおり(孫2)月丘夢路(長女・英子)

森繁久彌、松山英太郎(孫3)いしだあゆみ(孫4)長谷川哲夫(孫5)勝呂誉(孫6)

大坂志郎(長男・雄吉)加藤治子(雄吉の妻)





七人の孫


亮作(森繁久彌)は、会社社長を引退し、趣味の絵筆をとりつつ、悠々自適の生活を送っている。

6人の孫が自慢だが、実は亮介には若い頃に、無理やり別れさせられた恋人がいた。

そんな事情もあり、7人目の孫が出現しそうな気配が濃厚になって来た今日この頃であった。



明治・大正・昭和の三世代が登場する大型ホームドラマのはしりとなった作品。


森繁久彌が明治生まれの頑固なおじいちゃん。その子供が大坂志郎らで大正生まれ。

そしてその孫6人(高橋幸治、島かおり、松山英太郎、ほか)が昭和生まれという設定。


物語の中心は、おじいちゃんに隠し子がいて、7人目の孫が出て来るかも、というお話。

大家族もので、一時間の連続ホームドラマは初めての試みだった。


番組は1966年まで、2回のシリーズで、合計65回が放映されたが、親子三代の触れ合いを

きめ細かく描いたのが好評を博し、平均30%の高視聴率を記録した。



原作は、源氏鶏太の同名小説だったが、ドラマは立ち上がりが勝負ということで、第三話で

原作を使い切ってしまった。

その後のストーリーの大半は、向田邦子のオリジナル脚本となり、これが彼女の出世作となった。














袋を渡せば


新婚早々の田所洋二(山内明)は、月給3万8千円のしがないサラリーマン。

月5千円のまったく自由のきかない小遣いで、会社関係の交際をやりくりしている。


ある朝、妻の佐和子(香川京子)が2万8千円で指輪を買ったことを知って逆上する。

じつは佐和子は、夫から受け取った給料の中から、毎月3千円をへそくっていたのだ。


だが、自分に無断で指輪を買ったことが許せない洋二は、憤然として家を飛び出す。

洋二はとりあえず、共稼ぎの兄夫婦の家にころがりこむ。




だがそこで洋二がみたものは、インスタント食品ばかりの味気ない食事だった。



給料が現金支給だった当時の、給料袋を介した夫婦間の心の交流を描いたホームドラマ。


給料袋を家庭に持ち帰る前に「どうやって少しピンハネするか」悪知恵を巡らせる旦那。

だが結局は、妻にバレて大喧嘩になってしまう。


香川京子と山内明が演じる夫婦が、台所や茶の間で追っかけたり、叩きあったりするのだが、
その動き、その表情、絶妙な間の取り方で掛け合う演技に、観る者は惹きこまれる。


本作は、脚本家・橋田寿賀子のテレビドラマ・デビュー作となった。

執筆のきっかけは、あるとき頭を下げて夫の月給袋を受け取る知人を見てヒントを得たという。

給料の半分は妻の権利。裏でどれだけ女が苦労しているかを伝えたかったと後の取材で語っている。











ひょっこりひょうたん島


1964年4月、サンデー先生と5人の小学生がひょうたん島にピクニックへ。

だが、ひょうたん火山が大爆発。

島は本土から切り離され、一行を乗せたまま漂流を始めた。

そこへ、空から人が降ってくる。




火山の爆発をきっかけに漂流したひょうたん島の住人が大騒ぎに巻き込まれる人形劇。。


島には大統領のドン・ガバチョ、海賊トラひげ、殺し屋ダンディー、金髪のサンデー先生、
天才少年の博士など、魅力あふれるキャラクターがいっぱい住んでいた。


ひょうたん島に取り残されたこれらの人々は、航海の途中で力を合わせ、徐々にユートピア
のような独立国家を作っていくという「愛と勇気」がテーマだった。


番組は5年間、224回放送された。子供の視点から社会を衝き、既成の権威を崩すという
批判精神が、番組の底に流れていたので、大人にも高い評価を受けた。













     



トムとジェリー


猫のトムとネズミのジェリーの追いかけっこを中心に、様々な騒動を描くギャグアニメ。

セリフが殆どなく、コミカルでテンポのよいドタバタ感が年齢を超えて親しまれている。


猫のトムはネズミのジェリーにいつもやられっ放しであり、また時々登場するブルドックの

スパイクを怖がり逃げまとったりと、かなり臆病者なキャラクターになっている。


一方、ジェリーは、トムが飼われている家の壁穴に住む、頭脳明晰でいたずら好きなネズミ。

敵の裏をかくことにかけては天才的な策略家だが、ときどき追い詰められてハラハラさせる。


映画館でも上映されたこの作品は、計七回のアカデミー賞(アニメ部門)に輝いている。













     



赤穂浪士  (大河ドラマ)


元禄15年(1703年)12月14日深夜、風は冷たく雪は月光に白く輝いていた。


亡き主君・浅野内匠頭の仇討ちのため、元赤穂藩の浪士たちが向かう先は、

本所松坂町にある吉良上野介の屋敷であった。


やがて、四十七名の浪士たちの足音が吉良邸に近づく…。


「それっ!」と内蔵助が低く号令。

浪士たちは二手に分かれ、次々に屋敷になだれ込んだ。



前作「花の生涯」に続く大河ドラマ第2作目。赤穂浪士の討ち入りを描く。

原作は大仏次郎の同名小説で、大石内蔵助を中心に、四十七士の人間模様が綴られる。



出演陣には、映画界のみならず、歌舞伎、新劇等、各界のスターが集結した。

前年「高校三年生」でデビューしたばかりの歌手・舟木一夫も出演している。

芥川也寸志の重厚なテーマ曲も注目を集め、大河人気を決定づけた記念碑的作品である。



大石内蔵助を演じた長谷川一夫は、戦前から戦後の長きにわたって活躍した天下の二枚目スター。

当時は、映画スターがテレビに出るというだけで大事件だった。

テレビの影響力を恐れた映画各社は、5社協定を結び、映画俳優のテレビ出演を制限していたからだ。



だが1963年(昭和38年)赤穂浪士制作陣の熱心な交渉により、長谷川は所属していた大映を退社、大河ドラマ出演を承諾。

志村喬(東宝)や大友柳太朗(東映)らも、長谷川が出るならと出演に応じた。


こうして本作「赤穂浪士」は、大河ドラマ史上最高視聴率53%を記録。

この成功を機に、他の人気俳優たちも、次々とテレビドラマへの出演を決意。5社協定を崩す一因となった。










     



愛と死をみつめて


大島みち子(大空真弓)は、大学二年生。将来はジャーナリストを志望している。


ある日、彼女は目の痛みを訴える。眼科医へ行くと阪大病院へ行くように指示される。

阪大病院で、病名は骨肉腫だと診断され、緊急入院することに。


みち子は同じ病棟で、浪人生の河野実(山本学)と出会い、互いに意気投合し、文通を始める。


あるとき、みち子は自分の病気を気にして、お互いに都合が悪くなったら別れようと打ち明ける。

河野実は、自分たちの交際に病気は関係ないと言う。


だがその後、みち子の病状は悪化し、主治医は、右目の摘出手術が必要だと告げる。



不治の病と闘いながら若くして逝った大島みち子と、彼女を支え続けた恋人・河野実の実話を、
橋田寿賀子の脚本でドラマ化した純愛作品。


お互いの想いを綴った文通の数は、約三年で計400通を越えた。

顔の半分を切り取るという大手術を受けながらも、愛のために生き続けた大島みち子の
生き様は多くの視聴者の涙と感動を誘った。


ドラマと前後して発刊された原作本(大島みち子・河野実の共著)はベストセラーになり、
同年、日活で公開された同名の映画(吉永小百合・浜田光夫主演)も大ヒット。


さらに、青山和子が歌った「マコ、甘えてばかりで、ごめんね」ではじまる主題歌が、
同年末のレコード大賞を受賞するなど、本作は社会現象となった。












       



逃亡者


インディアナ州の小児科医キンブルは、妻ヘレンと口論し家を飛び出す。

だが、帰宅してみると、妻は何者かによって殺害されていた。


その直前、彼は片腕の男が家から飛び出すのを目撃したが、

警察はキンブルを犯人として逮捕する。

彼は裁判で有罪となり、殺人罪で死刑を宣告される。


キンブルは、ジェラード警部に護送され、鉄道で州刑務所の死刑執行室に向かう。

その途中、列車が脱線事故を起こした際の混乱に紛れ、逃走に成功する。


殺人罪に加えて逃走罪でも全国に指名手配されてしまうが、キンブルは髪を染め、

名前を変え、さまざまな労働に就きながら、真犯人と思われる片腕の男を探し求める。

そんなキンブルを、ジェラード警部は執拗に追跡するのだった。




妻を殺害した嫌疑をかけられた小児科医キンブルは、アリバイを証明してくれる人物が

いないために、死刑判決を受けてしまう。


しかし、スキをみて逃亡し、警察に追われながら、事件のカギを握る片腕の男を探して

旅を続ける、というサスペンスドラマ。


1967年9月の最終回放送の直前に、番組主催のTBSは、主人公キンブルの運命について、

視聴者の推理を募集したところ、三日間で1200通が集まったという。


その結果、最終回は31.8%という高視聴率を記録するなど、大ヒットドラマとなった。
















風のフジ丸


時は戦国時代、鷲にさらわれた赤ん坊が、フジ丸と名づけられ、忍びの里で育てられた。


立派な忍者に成長したフジ丸だが「龍炎の書」をめぐる争いに巻き込まれてしまう。

龍炎の書とは「これがあれば天下を取れる」と言われる秘伝の書であった。



1960年代、横山光輝や白土三平の「忍者漫画」が人気となり、忍者ブームとなった。

忍者人気はアニメにも飛び火し、1964年「少年忍者・風のフジ丸」がスタート。


白土三平の「忍者旋風」が原作だが、テレビ用にかなりアレンジされている。



主人公の名前も、スポンサーが藤沢薬品だから「フジ丸」となった。

番組の最後には、忍術を詳しく紹介する「忍法千一夜」というコーナーもあった。












ビッグX


第二次大戦中、ヒトラーの命により、朝雲博士は「ビッグX計画」を推進していた。

ヒトラーは、兵士をビッグXで巨人化させ、連合国を撃滅しようと目論んでいたのだ。


ビッグX計画の軍事利用を恐れた朝雲博士は、息子・しげるに、その秘密を託し絶命する。

そして20年後、ビッグXの秘密を探るべく、秘密結社「ナチス同盟」は遂にその毒牙を剥く。


彼らは、ビッグXの製法を知るしげるをつけ狙い、その命を奪ってしまう。

しげるの息子・昭は、ナチス同盟を叩き潰し、父の敵を討つべく、ビッグXの力で戦いを挑む。



1963年から1966年まで集英社「少年ブック」に連載された手塚治虫の同名漫画のTVアニメ化。





「マグマ大使 1965年」と同じ巨大ロボットものの系譜に属する作品だが、主人公ビッグXは

特殊な薬品「ビッグX」により巨大化した人間である。


ビッグXを注入された生物は、宇宙空間や水中でも活動が可能になるため、朝雲しげるは

父親の残したこの薬品を、宇宙探索用に平和利用しようと考えていた。

だが彼は、再び現われたナチス同盟により殺されてしまう。


しげるの息子・昭は、父の友人・花丸博士より「ビッグX」の入ったペン形の注射器と

特殊なゴムの服を渡され、超人としてナチス同盟と戦うことを決心する。


なお、原作では主人公・朝雲昭は「ビッグX」をペン形の注射器で自ら打って変身するが、

アニメ版では、ペン型の機械装置から出る光線状のエネルギーを、昭が胸に当てることで変身する。

この設定変更は、スポンサーである「花王石鹸」の意向によるものである。



また、本作の特徴として、悪役としてのナチスが強調されている。

「反戦」「反ナチズム」は、手塚漫画のテーマの一つであり、本作でも正義の味方が悪の手先を

やっつけるという勧善懲悪のいたって分かりやすいストーリーとなっている。


主人公の朝雲昭がビッグXとなり、ナチス同盟の開発したV3号というロボットや戦車を

ぶち壊すところを、当時の子供たちはわくわくしながら見ていたのである。